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2007年3月7日のブックマーク (1件)

  • イヴァン・イリッチの脱学校論をめぐる語り分析 < 論文

    槙 和彦 目次 序章 イリッチの脱学校論とレトリック 第1章 外から見た学校 第1節 動詞としてのSCHOOL 第2節 能力を奪うものとしての制度 第2章 内から見た学校 第1節 教師の3つの役割 第2節 ヒドゥン・カリキュラムと果てしない消費の神話 第3章 期待と希望のレトリック 第1節 パンドラの神話の失墜 第2節 道具の道具に成り下がった人間 第3節 希望と信頼 おわりに 脚注 文献一覧 序章 イリッチの脱学校論とレトリック イヴァン・イリッチ(1)が1971年に著したDeschooling Society(邦訳『脱学校の社会』)は、彼の前半(1980年以前)の研究のなかでも、最も反響を呼び起こし、またそれだけに様々の批判にさらされもした書物である。そこにおいて展開されているディスクーリング論(2)の特徴は、学校の改革ではなく学校制度そのものの廃止を訴えるというラディカルさにある、と