欧州各国の国立図書館が参加する欧州図書館(The European Library:TEL)が、欧州の研究コミュニティのための電子的な基盤整備を目指す“European Data Infrastructure:EUDAT”にデータセットを提供していることが、2014年9月17日のTELのウェブサイトで紹介されています。 これについては、RDA第4回総会とあわせて、オランダのアムステルダムで2014年9月24日から25日に開催される第3回のEUDATカンファレンスで発表される予定とのことです。 TELのデータセットは、研究コミュニティが関心を持つと思われる3,733件(2014年9月18日現在)が選ばれたもので、EUDATの提供する研究データのディスカバリーサービスである“B2FIND”から検索できるとのことです。 THE EUROPEAN LIBRARY JOINS THE EUROPEA
動向レビュー 新しい本の楽しみ方「ビブリオバトル」の多方面への展開動向 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 コンサルティング・国際事業本部 :吉野英知(よしの ひでとも) 1.はじめに 近年、「本との出会い方」が多様化してきている。本を読むという行為自体は普遍的であるが、本に出会う主な場所が書店や図書館であった過去と比べて、インターネットを介して本に出会いより多くの本の情報を得られる時代となった。それゆえに「いかに自分にとって良い本と数多く出会えるか」という新たな課題にも直面している(1) 本稿で紹介する「ビブリオバトル」は、自分のお気に入りの本を書評という形で聞き手に紹介するコミュニケーションを用いたゲームである。ビブリオバトルは、「人を通じて良い本に多く出会えうる」という本の楽しみ方を可能にするだけでなく、読書というパーソナルな行為を他人との双方向のコミュニケーションへと
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