18日夜、東京都港区にある中国大使館前で、尖閣諸島問題に対する中国への抗議デモがあり、インターネットでの呼びかけに応じた市民ら約300人が大使館前に集まった。 反中デモを呼びかけたのは保守系の市民団体「中国の覇権主義を許さない市民の会」。同会では日本の尖閣諸島国有化に端を発する中国での反日デモに対抗するとして、インターネットを通じ、反中デモへの参加を呼びかけていた。 主催者発表によると、呼びかけに応じて集まった市民は、午後7時で約300人。午後7時20分、麻布署による警戒態勢の下、デモを開始した。参加者は先頭に立つ桜田誠代表の「中国人は日本から出て行け」「尖閣諸島は日本固有の領土」などの掛け声に合わせ、大使館に向けてシュプレヒコールを上げた。 だが、デモが開始してまもなく、大使館3階の窓が開くと、「本日7時30分、TBSにてAKB48シングル選抜じゃんけん大会生中継」「あと10分で始まるよ