ロシアのカスペルスキー・ラブス・インターナショナルは2007年8月20日、同社研究者による公式ブログにおいて、新たなタイプの迷惑メール(スパム)が出回っていることを明らかにした。メールの本文中に記号をたくさん盛り込むことで、スパムフィルター(迷惑メール対策)を回避しようとする。 最近では、伝えたい内容をPDFファイルなどに記述してメールに添付する手口が増えている。メール本文の内容を解析して迷惑メールかどうかを判断するスパムフィルターを回避するためだ。その一方で、メールの本文中に工夫を凝らすことで、スパムフィルターをかいくぐろうとする迷惑メールもあるという。それが、今回報告された迷惑メールである。 具体的には、「stock(株)」や「buy(購入する)」といった、迷惑メールだと判断されそうな単語については、記号を挿入して単語を分離するという。「News(ニュース)」は「{N}[e][w](s
