米Microsoftは先日,インスタント・メッセンジャー(IM)である「Windows Live Messenger(WLM)」のユーザーが,米Yahoo!のIMアプリケーション「Yahoo! Messenger」のユーザーとメッセージなどを送受信できる機能のベータ版をリリースした。このIM分野での連携は,MicrosoftとYahoo!による消費者向けサービスにおける連携の最初の一歩であるように思われる。なぜなら両社はVoIPでの連携も検討しているほか,もしかしたらビデオ会議アプリケーションでも連携するかもしれないからだ。 もし,MicrosoftとYahoo!がVoIPの相互連携機能を提供したとしたら,両社のサービスを利用する3億5000万人のユーザーが,「Vonga」や「Skype」といった新興勢力のVoIPサービスを使わずに,パソコン間での音声通話を無料で利用できることになる。イン
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