ジュニパーネットワークスは9月1日、ファイアウォール機能を持つアプライアンスの新版OS「ScreenOS 5.4」の出荷を始めた。前版と同様に単体で提供するほか、今回から新たにスパム/フィッシング対策、ウイルス対策、URLフィルタリングという三つのセキュリティ機能を搭載した形でも提供する。近藤雅樹ソリューション・マーケティング・マネージャーは、「各機能は専用アプライアンス製品とそん色ない。これらを一括提供できるのは当社だけだ」と強調する。 三つのセキュリティ機能のベースになっているのは、シマンテックのスパム対策ソフト、ロシアのカスペルスキー・ラボのウイルス対策ソフト、米ウェブセンスまたは米サーフコントロールのURLフィルタリング・ソフトである。URLフィルタリングについては、ユーザーが両製品のどちらかを選択できる。各機能とも、その分野で大手のソフトウエアがベースになっているのが特徴と言える
どこに注目する?――統合型セキュリティアプライアンス選択のポイント:ネットワーク/セキュリティ アプライアンス導入計画(1/2 ページ) 多くの製品があり、どれを導入すればよいのか迷ってしまう統合型セキュリティアプライアンスだが、導入の際、どんな点に注目すればよいのだろうか。製品選択のポイントを考えてみよう。 選び方1:必要なセキュリティ機能を備えているか 統合型セキュリティアプライアンスには、さまざまなセキュリティ機能が搭載されている。統合型セキュリティアプライアンスはファイアウォールから派生した製品が多く、ほとんどの製品はステートフルパケットインスペクション型とアプリケーションレベルゲートウェイ型のファイアウォール機能を備えており、この機能に大きな差異はない。 DoS攻撃/DDoS攻撃などの不正アクセスに対応するIDS/IPS機能もほとんどの製品に搭載されているが、製品によって機能差が
セキュリティはこれ1台でOK――統合セキュリティアプライアンスとは?:ネットワーク/セキュリティ アプライアンス導入計画(1/3 ページ) 企業の内部ネットワークを守る働きをする「セキュリティ アプライアンス」。従来は、ファイアウォールやアンチウイルスなどの単機能機器が主流だったが、現在は不正アクセスを検知、防御するIDS/IPSや仮想LAN環境を構築できるVPNなど、複合的なセキュリティ機能を搭載した製品が主流になっている。今回は、セキュリティアプライアンスに求められる機能を考えよう。 急速に拡大する統合セキュリティアプライアンス市場 調査会社IDC Japanが2006年7月に発表した「国内セキュリティ市場予測」によると、2005年のセキュリティアプライアンス市場は2004年比で28.0%増の260億円。とりわけ、統合型セキュリティアプライアンスの市場が拡大しており、2005年には20
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