オランダの調査会社、Onestat.comはこのほど、7月初め時点のブラウザー世界シェア推計を発表した。「Internet Explorer」(IE)は83.05%(5月初めは85.17%)に低下。特にドイツでは55.99%に落ち込み、過半数割れが近づいた。「Firefox」のシェアが世界全体では12.93%(同11.79%)、ドイツでは39.02%に達している。 IEのシェアは国によって大きく違い、英国(86.23%)、フランス(85.52%)、カナダ(80.98%)などでは8割超を維持した。しかし、米国(79.78%)で8割を切ったほか、オーストラリア(69.35%)、イタリア(75.67%)でも悪化が進んでいる。 一方、Firefoxのシェアは、各国で10%以上を確保。ドイツのほか、オーストラリア(24.23%)、イタリア(20.41%)、米国(15.82%)で伸びている。【南 優人
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