イーサネット・インターフェイス・カードには必ず固有のMACアドレスが設定されている。だが場合によっては、別のMACアドレスを設定したいこともあるだろう。デバイス・ドライバによっては、GUI画面で設定ができるようになっているものがある。ただし設定をミスすると、ネットワークに重大なトラブルが発生する可能性があるので、その目的や意味をよく理解したうえで実行する必要がある。 解説 コンピュータに装備されているイーサネット・カードには、それぞれ固有の物理的なアドレス(MACアドレス)が付けられている。このMACアドレスは、イーサネット・ケーブル上でパケット(イーサネットでは「フレーム」という)の送受信先を決めるための重要なあて先であり、同じケーブル上に接続されているコンピュータ同士では、重複しないように割り当てられていなければならない。さもないと、あて先が衝突してしまって、通信できなくなってしまうか
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