トヨタ自動車は二〇一七年ごろ、ドライバーが操作しなくても高速道路をスピードを上げて自動で走行できる車を発売する。カーブに沿って自動でハンドルを切ったり、車間距離を保ったりして運転の負担を軽くする。高速走行での自動運転の実用化は国内メーカーで初めてとなる。高級車ブランド「レクサス」から搭載を始め、量産化などでコストダウンしながら搭載車種を増やしていく。 高性能カメラとミリ波レーダーで道路の白線や前を走る車を認識し、制御ソフトで最適な走行ルートを判断する。割り出されたルートに沿ってハンドルが自動的に動く。これまでも高速道路で車線をはみ出しそうになった場合にハンドルを動かして車の位置を戻す機能はあったが、カーブを自動で曲がることまではできなかった。
八月に開業十周年を迎えるつくばエクスプレス(TX)の沿線サミットが十三日、つくばみらい市紫峰ケ丘のみらい平コミュニティセンターで開かれた。つくばみらい、守谷市など沿線の自治体や商工業者ら約百二十人が、これまでの街づくりを振り返り、さらなる発展の方策を考えた。 (増井のぞみ) サミット実行委員会が二〇〇三年から沿線で開き十二回目。実行委員長の冨永照子さん(協同組合浅草おかみさん会理事長)は「今後の沿線交流を発展させたい」、守谷市の会田真一市長は「力を合わせて、TXの東京駅延伸を図っていきたい」とあいさつした。 この後、つくばみらい市の片庭正雄市長が基調講演した。市内のTXみらい平駅を中心に人口が増えている現状を紹介し、〇六年は四万一千人だが、今月九日時点で四万九千九百七人で「もうすぐ五万人」と強調。「市の面積の約半分は農地。都市と農村が調和したまちづくりを進めていきたい」と意気込んだ。
4月からの消費税増税で、鉄道の券売機や清涼飲料水の自動販売機が1円単位での値上げに対応できないことが、消費者の混乱や不公平感を招く懸念がある。鉄道では「スイカ」などのICカード利用者と、券売機で切符を買う乗客とで運賃が異なる「二重価格」が発生。自販機の飲料水は基本的に10円単位での値上げになり、小売店で販売される商品との価格差が拡大するとの見方も多い。 (木村留美、小野谷公宏) JR東日本では現在、ICカードを使っても切符を買っても運賃は同額。しかし四月以降はICカードは一円単位で、切符は十円単位で値上げされ、同一区間で異なる運賃になる。例えば東京-横浜は現在四百五十円だが、四月以降はICカードが四百六十四円、切符は四百七十円だ。 現在の券売機は一円硬貨への対応ができないことがその理由。JR東は「乗客の八割がICカードの利用者。都市部ではICカードの運賃が増税分を反映した金額より安いか、同
一九五六年につくられた「閉店法」は、その後の改正で何度か緩和されたが、今でも原則、商店の営業を平日の午前六時~午後八時に限っている。長時間労働を防ぐためだ。
麻生太郎副総理兼財務相が改憲に絡め、戦前のナチス政権を引き合いに出した発言をしたことは、世界に不信感を広げた。ナチス政権の迫害を受けたユダヤ人にビザを発給し、多くの命を救った外交官に杉原千畝がいる。杉原千畝研究会の渡辺勝正代表に、杉原の行動と比較しながら麻生氏の発言の問題点をあらためて聞いた。渡辺氏は「世界から信頼される国になろうとした杉原の行為を無にした」と批判した。(大杉はるか) 「当時、日本政府はドイツ、イタリアと三国同盟を結ぼうとしていたこともあり、(ドイツが敵視したユダヤ人への)ビザ発給を許さなかった。それでも杉原は人道上だけでなく、日本の名誉のためにも、ユダヤ人を助けるべきだと判断した。この戦争はドイツの誤りであるということも分かっていたと思う」
ソニーが九日に発表した二〇一三年三月期連結決算は、純損益(税金などを差し引いた後の最終的な利益や損失)が四百三十億円の黒字だった。一二年三月期は四千五百六十六億円の赤字で、純損益の黒字化は五期ぶり。
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