2019年2月15日のブックマーク (3件)

  • 喫茶店に一人でいる人間は、まともじゃない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ぼくの父は、昔はタバコを吸っていて、そのせいなのかそのせいでないのかはよくわからないが、喫茶店にばかり行っていたような気がする。 子どもの頃、梅田の喫茶店に連れて行ってもらい、エクレアといういかにもうまそうなべ物がショーケースに陳列されていたので、それを注文したところ、店のおばちゃんが冷蔵庫から透明のビニール袋に入った、シュークリームのミイラみたいなのを出してきて、手で袋を開けて皿に置いたのを見て、ひどくがっかりしたのを覚えている。 当時の広告業界はひどくいい加減で、クリエイティブディレクターはいつもデスクにおらず、いきつけの喫茶店に直接電話して呼び出したりしていたという話も聞く。 父もそういう環境の中で仕事していたのだろう、どっちにしたってまともな感覚じゃあない。 それで、もれなくぼくにもまともじゃない感覚は受け継がれていて、まあ別に喫茶店に行かなくても仕事はできるが、ちゃんとした姿勢

    喫茶店に一人でいる人間は、まともじゃない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    kurage0147130
    kurage0147130 2019/02/15
    (3)できないこと、及ぶ力 以外なことは、自分をくっきりさせてくれます。弱い人間というのはいい言葉だと感じます。 最近の僕は自分のことだけでした。 ここはブログで信頼しています。ではまたこれたら来ます。
  • 幸せが、怖い。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    あなたは十分に幸せだと思う。 そう人から言われたことがある。 自分ではそんなことは全く思わなかったので、そう言われても納得いかなかった。 それはぼくの人生をどう見たかによるのであって、ぼくがいかにダメな人間で、まずい状況にあり、長い停滞の中にあるのかは、ぼくになってみないとわからない。 そう思ったのだが、必要以上に反発したのは、今のような状態で幸せなんていうことはあってはならない、という気持ちが強く働いたからかもしれない。 もっと言えば、ぼくは自分が幸せだと思ってはいけない、と決めているような気がする。 過去を振り返るに、ああ自分は幸せだなあと感じたあと、必ずひどい目に合っていて、それは自分の油断、慢心、そういうものが原因なので、簡単に満足してはいけない、幸せだなんて思ってはいけない、そんな風に思いこんでるような気がする。 それじゃ幸せなんてものは不要なのかと言えば全然そんなことはなくて、

    幸せが、怖い。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    kurage0147130
    kurage0147130 2019/02/15
    (2)僕の若いときは、自分の力を過信し、未来を信じ切っていました。バカだっただけです。いまは、自分のか弱さを特に感じます。限界というものだと思います。でも、限界は素晴らしいです。自分の力が少しは見えて
  • 人は少しずつ、弱くなっていく。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ちょっとパソコンやスマホの操作がわからないと、若い人よりも、同年代や年上の人のほうがバカにしてくるような気がする。 若い人は、まあちょっと得意げにしているやつもいるけれど、わりと素直に、そして丁寧に教えてくれる。 ところが同年代や年上の人間は露骨にバカにしたり、不快そうな顔をする。 自分ができていることを、年下や同じ年代の人間ができないでいると、なんとなく腹が立つのかもしれない。 しかし、どれだけ努力をしていても、年を取ると、どんどん自分でできることは減っていく。 ぼくなんて、当にできることが少ない年配の人たちよりは、ずっとなんでもできるほうだと思うけれども、それでもやっぱり、自分のできることなんて、ほんのちょっとだけだなあとよく思う。 ぼくはそのことを昔から知っていたような気もする。 だからこそ、自分の好きなことだけを追求できたらなと思ったのだし、好きなことを仕事にするということは、他

    人は少しずつ、弱くなっていく。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    kurage0147130
    kurage0147130 2019/02/15
    (1)いぬじんさんの洞察、深く感じました。僕とは全然違う道を歩まれていると思いますが、自分の限界、有限性、個人という縛りに閉じこめられているけれど集団の一人でもあるという連なりもあったりする。