募集要項 コミックエッセイプチ大賞とは？ コミックエッセイ作家を本気で目指す人たちのための新人賞です。 特別な経験や仕事をしていなくても、コミックエッセイは描けます。初めてコミックエッセイを描く方からプロの漫画家・イラストレーターの方まで、どんな方でも大歓迎です。テーマは自由、あなただけのコミックエッセイをご応募ください。受賞者の方々には担当編集がつき、作品はもちろんＳＮＳの使い方まで、デビューに向けたアドバイスをいたします。たくさんのご応募をお待ちしています！ ● 自分を客観的に捉えることができているか、ひとりよがりな作品になっていないか ● 作品を通して伝えたいことがあり、テーマをきちんと絞れているか ● 絵柄に魅力があり、読者に支持される親しみやすさがあるか ● 完成されすぎていない、伸びしろのありそうな絵柄・作風か

大学生のとき、東京で行われたある大規模音楽イベントで単発のアルバイトをしたことがあります。チケットをもぎったり、お客さんを誘導したりするアレです。 この仕事は、イベントの前後はお客さんの出入りがあるため忙しいのですが、イベント中は割と暇です。お客さんはステージに夢中なので、特にすることはありません。スタッフは各自決まったエリアにスタンバイし、もし何かあったら対応するだけです。 その時間は特にすることもないし、せっかくなので自分もイベントを楽しんじゃおう！と考えるのは、人間として極めて自然なことだと思います。どうせ暇なのだから業務に支障はないし、僕に至ってはそもそも好きなミュージシャンが出演するというのがこのアルバイトに申し込んだ理由でした（笑）。能天気な大学生だった僕は「見たいライブを見れてお金まで貰えるなんで最高じゃないか！」と思ったわけです。 ところが当日出勤すると、現場のマネージャー

マッキンゼーは世界一のコンサルティングファームであるが、日本支社には数百人の社員しかいない。なのにどうして存在が際立つのか。出身者の方々に思考のトレーニング法を伺った。 新入社員が役員に「指示」をする理由 入社1年目のことです。多忙なパートナー（役員）との会議時間をやっとのことで確保しました。2週間も先で1時間だけ、しかも彼は海外出張から帰国の当日、空港から直接オフィスに戻って私とミーティングというスケジュールでした。私は彼の意見をいろいろ確認しようと、万端の準備で待っていたんです。ところが会議室に現れたパートナーは、「プラハはすばらしい街だった」「どの建物にも歴史の痕跡が――」などと雑談を始め、なかなか仕事の話に入りません。私は「確認したいこと、決めてもらいたいことが山積みなのに……」と焦り、泣きたくなりました。でも当時、新入社員だった私は、シニアなパートナーに何も言えませんでした。する