自民党の総裁選挙は構図がほぼ固まり、各候補の活動が本格化している。10日に総裁選への出馬を正式に表明した河野行政改革担当大臣は「少しずつ手を伸ばしていけば、いずれは星にだって手が届くかもしれない。みんながそう思ってくれるようなリーダーになりたい」とコメント。岸田前政調会長、高市前総務大臣に続く3人目の出馬表明となった。 【映像】「格差と貧困を是正する。消費税の減税も」立憲民主党の“政権公約”まとめ(39分ごろ~) 一方、野党第一党である立憲民主党は、緊急事態宣言延長を受けて、追加の給付金や医療体制の強化などを求めた緊急提言を発表。枝野代表は「(河野大臣には)まずは総裁選挙の前にワクチン担当大臣として、こうした状況に答えを出していただきたい。総裁選挙よりもコロナ対策だ」と要求した。枝野内閣で実行する7つの項目に、コロナ対策の司令塔設置や森友・加計学園・桜を見る会の真相究明などを掲げ、政権交代