兵庫県内は26日、前線の影響などで、各地で午前中から雨となった。最低気温は神戸市で平年を2・6度上回る19・9度、姫路市では4度上回る18・2度。梅雨時を思わせる気候の中、街には色とりどりの傘の花が咲いた。 神戸市中央区のオフィス街では、足元を気にしながら職場へ急ぐ人の姿が見られた。そごう神戸店によると、ここ数年、長靴やレインコートは花柄などカラフルなものが好まれ、雨天時のファッションを楽しむ女性が増えているという。 神戸地方気象台によると、雨は県南部を中心に昼すぎごろがピークで、雷を伴うところもありそう。夜には上がる見込み。(上田勇紀)