スコットランドといえばイギリスつながりでピーターラビットな地。かわいいウサギさんたちが、森の中でファンタジーな生活を営んでいるおとぎ話な世界が広がっていると思いがちなのだが、実際はそんな話じゃなかったようだ。 英スコットランドの西岸にあるヘブリディーズ諸島の一部、カンナ島。この島で暮らす住人は12人。これに対しこの島にいるウサギの数はなんと1万6000羽。ウサギは地面に巣穴を掘ることで知られているが、あまりに大量のウサギたちが巣穴を掘り返すもんだから、地滑りが発生。現地自治体は21日、ウサギ数千羽を殺処理する方針を発表したそうだ。 自然・歴史資産保全団体ナショナル・トラスト・フォー・スコットランドによると、カンナ島で先週起きた地滑りの原因の一部は、地下に掘られたウサギの巣穴のせいで土壌の構造が弱まった為だという。 この地滑りによって島で唯一の道路は数日間、通行不能となった。同団体は、この辺