前回、NASAが宇宙でピザを食べるための3Dプリンターを開発というニュースをお届けしたかと思うが(関連記事)、日本人がおにぎりやお蕎麦を恋しく思うように、アメリカ人の場合には、ピザが恋しくなるようだ。 実にアメリカ人の93%が月に1回はピザを食べるという統計があることからも、ピザはアメリカの国民食となっている。そこでマサチューセッツ州、ネイティックでは研究者らは、戦地に赴いている米軍兵士の為に最先端の技術を用いてこんなピザを作っているという。 「腹が減っては戦ができない。兵士の胃は常に満たしてやらねばならないんです。」 米軍の退役兵士、デビット・アチェータは言う。アチェータは25年にわたり、イラク、アフガン、ボスニア、コソボでミリメシ(戦闘食)を食べてきた。「正しい時間に正しい食事を食べてないと、兵士は戦場に出て行けません。」と彼はいう。 彼は現在、米国陸軍ネイティック兵士研究開発技術セン