ブックマーク / ito-mind.com (230)

  • 『こころを洗う技術』要約#10 人は判断されたくない

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 失敗したときに落ち込むのは自然な感情ですが、そのままではつらいだけです。 今回は「正しい思考」を使って立て直す方法を学んでいきます。 自尊心があるから失敗したとき落ち込む まず自尊心や自信、プライドというのは、自分の承認欲からくる判断にすぎないと理解しましょう。 その判断に対して「失敗」という現実がぶつかることで、「ダメージを受けた」「立ち直れない」という反応が生まれます。 事実を確認できたところで、これからどうするかの選択肢があり、ひとつは承認欲にしがみついて自尊心(という妄想)を守り抜こうとする選択。 現実から逃げたり、他人のせいにしたりする防御反応がそうです。 もうひとつの選択が「正しい思考」、つまり方向性を確認して今からできる方法を実行に移すことです。 「できる自分」でいたいなら、できることをやってみせるしかないというこ

    『こころを洗う技術』要約#10 人は判断されたくない
  • 『こころを洗う技術』要約#09 後悔および未練の消し方

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 生きている以上はどうしても心が動揺してしまうもの。 不意な出来事が起きてしまった場合などにおいて、そこから心を立て直す方法を仏教から学んでいきます。 後悔=怒り+妄想 まず「後悔」について、その正体はあまり知られておらず、辞書を引いても「過去の失敗について悔やむこと」程度の説明しかありません。 ブディズムでは言葉の裏にある反応を見るので、「後悔」は記憶に対する怒りと、そこから派生する妄想であることが理解できます。 なので、後悔を抜けるためには怒りを消すか、もしくは妄想を消すかの選択肢があるわけです。 怒りや妄想といった反応を消すための基はサティ、つまりそれらがあると気づくことです。 気づくことのほかに「考え方を工夫する」ことによる解消も可能です。 「過去に怒っても仕方ない。それは今となっては妄想で、もはや存在しない」といった

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  • 【ディアブロ イモータル】プレイ記録#02 地味だけど普通に面白い

    スマホ版『Diablo Immortal 』について前回の記事から引き続き記録していきます。 まず必要なストレージ容量、最低3GBと前回書きましたが、今後もプレイしていくなら最終的に12GB近く必要となってきます。 ただデータは項目ごとに分割してダウンロードできるので、まず優先すべきは「音声リソース」だと思います。 (これがないと序章以降、キャラがしゃべらない。せっかくいい声なのに) 面白いゲームではあるものの、データ容量を気にしている人は注意してください。 モンクの武器には左右の違いがある 引き続きモンク僧のキャラでストーリーを進めていきました。 このキャラの場合、両手にトンファーとか爪とかを装備できるものの、一応右手用と左手用があるようです。 武器の見た目は同じでも、選択してみると小さく「剣」マークと「盾」マークがついてる。 入手した武器防具のレアリティは背景色でわかり、ノーマル(白)

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  • 【ディアブロ イモータル】プレイ記録#01 ハクスラの王道みたいな雰囲気

    以前から面白いゲームという噂は耳にしていた『ディアブロ』。 それがついにスマホ版で登場したわけで、さっそくダウンロードしてプレイしてみました。 イモータルは和訳すると「死なない」とか「不死身の」という意味。 今回は序盤を遊んでみた感想を淡々と書いていくので、気になる方はさっと目を通してみてください。 クラスはモンク僧にしてみた 僕がダウンロードしたのはiPhone版で、容量は3GBとちょい大きめ。 ストレージにまだ余裕はあったけれど、最近やってないゲームをいくつか消しておきました。 基プレイは無料で、他のプレイヤー達と張り合おうと思ったらたぶん課金が必要だと思います。 ダウンロードが完了し、立ち上げてみるとタイトル画面に「リリス」とあって、キャラ名かなと思っていたら実際はサーバ名だったけれど、そのままリリスのサーバで進めます。 キャラの性別とクラス(職業)を選択でき、個人的にはお坊さんキ

    【ディアブロ イモータル】プレイ記録#01 ハクスラの王道みたいな雰囲気
  • 『こころを洗う技術』要約#08 関わり方の基準を設定する

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 外の世界とどう関わるか、自分なりの「関わり方の基準」を確立させましょう。 そうすることで心の無駄遣いがなくなり、周囲に振り回されなくなります。 自分の輪郭を超えて関わるから悩む 著者の草薙氏に相談にきた50代男性は、企業のオーナーをやっていて俗に「意識が高い」といわれる人によくある悩みを抱えていました。 彼は新聞やネットから常に最新情報をチェックしていて、責任感からくる不安で夜も眠れないとのこと。 これは心の安定を失い、自分の輪郭を失っている状態です。 なので草薙氏は彼に、まず身体感覚を確認し、反応せずに理解するようアドバイスします。 そして自分の輪郭を絞り込むために「作業、時間、有益性」の3つを基準とするよう説明していきました。 作業、時間、有益性という基準 まず「作業」について、自分の体を使ってできないことは全部「妄想ゾーン

    『こころを洗う技術』要約#08 関わり方の基準を設定する
  • 『こころを洗う技術』要約#07 自分の輪郭に留まる

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 何かに振り回されているような感じがするとしたら、その理由は「心の漏れ」にあります。 心の漏れとは、自分にとって必要のない物事に反応してしまうことです。 人の心は、日々いろんなことに反応しっぱなし、すなわち漏らしっぱなしです。 ここからはそんな心の漏れを止める方法を学んでいきます。 現実と妄想を区別する 改めて目を閉じて、自分の両方の手のひらを握ったり開いたりしてみてください。 そして「この手を使ってできることだけが自分の輪郭であり、この手の届かない世界は妄想ゾーンなのだ」と理解してください。 「自分の輪郭」と「妄想ゾーン」の二つが大切なキーワードとなります。 実際に手の届く範囲や、感じ取れる全身の感覚が自分の輪郭です。 それ以外の自分で動かせないもの、つまり世の中もそばにいる誰かも、すべては妄想ゾーンに属します。 人は自分以外の

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  • 『こころを洗う技術』要約#06 正しい方法を何度でも思い出す

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 サティ(気づき・マインドフルネス)を実践していると、自分の人生の課題が見えてくることがあります。 サティを難しいと感じるなら、それだけ執着やわだかまりが残っているということ。 それらを吹っ切るためのコツについてまとめていきます。 体の動きに意識を向ける すぐ考え込んでしまう人というのは、体の感覚よりも思考にばかり意識を使っています。 思考にとらわれている人は、歩くサティ(歩行瞑想)などをやってみても、 「足の裏の感覚がよくわかんない。上げている、運んでいると思考しているだけの気がする」と言ったりします。 この場合、歩く以上に複雑な動きを、たとえばスポーツ、筋トレ、ヨガなどをやってみることで考えるヒマがなくなり、感覚がわかるようになるかもしれません。 「サティを働かせる」という質を覚えていれば、いろいろ工夫できるのです。 吹っ切

    『こころを洗う技術』要約#06 正しい方法を何度でも思い出す
  • 『こころを洗う技術』要約#05 反応モードから理解モードへ

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 ここからは、瞑想やマインドフルネスと呼ばれる「心を浄化する方法」の質を解き明かしていきます。 日々の暮らしで生じる心の汚れは、その都度すっきりと洗い流していきましょう。 意識するということ 自分の心の根底にあるものを明らかにする実験として、まず目を閉じてみてください。 目を閉じたまま眼球を動かしたり、周囲の気配を感じ取ったりします。 次に目を閉じたまま、自分の手の感覚を、モノを見るように見つめてください。 そして、手は動かさない状態で「この手を動かそう」とだけ意識してみます。 以上、ここまでで使ってきたのが「意識」というエネルギーであり、「わたし」の奥底で動いているものです。 意識エネルギーが様々な反応に変わる この「意識」のエネルギーが元となり、感覚や欲求や思考といった「反応」になるわけです。 これらの反応が自分にとって価値

    『こころを洗う技術』要約#05 反応モードから理解モードへ
  • 『こころを洗う技術』要約#04 反応せず理解する

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 妄想、貪欲に続き、次は怒りについて、およびその扱い方を学んでいきます。 仏教でいう「怒り」は、不快な感情全般を意味すると考えてください。 怒りは役に立たない そもそも怒りは思考ではなく感情なので、理屈で「怒らないように」と考えても普通はとめられません。 怒らないようにするには、根的な心の使い方を身に付ける必要があります。 まず怒りとは不合理、すなわち自分にとって価値がないことを実感しましょう。 怒りをエネルギーにしてがんばるという人もいますが、怒りは集中を妨げるので実際はがんばれてもいません。 「自分が正しい」は気持ちいいだけ また、怒りをもって何かを否定することで得られる「自分が正しい」という思いに気をつけてください。 承認欲が満たされることで、認められた気がして気持ちよくなってしまうものです。 これは仏教で「慢」と呼ぶ、自

    『こころを洗う技術』要約#04 反応せず理解する
  • ナオキマン氏のオンラインサロンに入会してみた

    彼がサロンを始めた理由 ナオキマン氏によると、YouTubeの規制がいろいろ厳しくなり、なかなか言いたいことを言いにくくなってるとのこと。 (でもYouTubeでの動画配信も、これまで通りやってくれるらしいので安心) また彼は、発信するだけでなく双方向のコミュニケーションによって何か面白いことがしたいと語っていました。 ナオキマン氏の動画をたくさん観た人ならわかると思うけど(僕はだいたい8割くらい観た)彼は知識が豊富なだけでなく、人格的にもしっかりしてる感じがする。 少なくとも僕は彼という人間がとても好きで、だからこそサロンに入会してみたわけです。 サロン内の中身 肝心のコンテンツは、今現在(5/17)あるのは自己紹介動画と「グレート・リセット」のノーカット版動画、そして昨日のライブ配信のアーカイブ動画。 ライブ配信、僕もしっかりと生で観させてもらいました。 もちろん内容には触れませんが「

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  • 『こころを洗う技術』要約#03 妄想に気づけば抜け出せる

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 今の状況を言葉にする「ラベリング」というテクニックについて説明してきました。 外側の事実確認だけでなく、次は内側すなわち自分の心に対してラベリングしていきましょう。 今の心の状態を「貪欲」「怒り」「妄想」の3つのうち、どれなのか分類するのです。 貪欲・怒り・妄想の三原色 貪欲は、求めすぎている状態。 怒りは、不安や憂なども含めた、不快を感じている状態。 妄想は、頭の中に言葉や音、映像が漂っている状態。 これらは光の三原色みたいなもので、それぞれの状態の割合によって、すべての苦悩を表現できると考えてください。 なので、貪欲・怒り・妄想をひとつひとつ消していけば、最終的に悩みや苦しみのない状態にたどり着けるのです。 消していく方法として瞑想や座禅、マインドフルネスがあります。 ラベリングは悩むことと正反対 何か心に悩み(反応)があ

    『こころを洗う技術』要約#03 妄想に気づけば抜け出せる
  • 『こころを洗う技術』要約#02

    『CLEAN こころを洗う技術』 前回の記事からの続きです。 全ページでけっこう大事なことを言っているので要約が大変ですが、なんとか原文の2割くらいの言葉にまとめていけたらと思います。 苦しみが生まれるプロセス 苦しみというのは、どのようなプロセスで生じるのか。 まず「意識」というエネルギーが、外の刺激に触れ、反応します。 強く反応することで、結生(けっしょう)すなわち欲求になったり、感情とともに記憶に刻まれたりします。 そして反応が持続するという執着に変わるのです。 これは深い苦悩から、自覚できないくらいモヤっとした精神状態までを含みます。 反応から執着へ 人が生きる限り流れ続ける意識エネルギーは、何かを求め続ける感じから仏教では「渇愛」と呼ぶこともあります。 この意識をうまく使いこなせば、生きる意欲やモチベーションにもなります。 ただ、意識が何かの刺激に触れた瞬間、怒りや雑念といった無

    『こころを洗う技術』要約#02
  • 『これも修行のうち。』要約記事まとめ

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 計14記事にわたり書を要約していきました。 各記事の概要とリンクをまとめておきますので、ピンとくるものがあればチェックしてみてください。 ちなみにアマゾンからキンドル版のサンプルを見てみれば、計50個ある「プチ修行」を目次で確認することができます。 記事1〜5 【記事01】日々の悩みをなくしていくには、無駄な反応をしないことです。 まず「どんなことにも方法はある」「だからなんとかなる」ということを頭に叩き込みましょう。 【記事02】無駄な妄想を消す方法のひとつが、身体感覚に意識を向けることです。 心をクリーンな状態にし、自分なりに納得できるところを目指しましょう。 【記事03】身体のあらゆる感覚に気づく(マインドフルネス、サティ)ことで、いろんな能力が育ちます。 今やっていることを言葉で確認する「ラベリング」もよい方法です。 【記事04】感情

    『これも修行のうち。』要約記事まとめ
  • 『これも修行のうち。』要約#14 苦しみから抜ける方法いろいろ

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 前回の記事からの続きです。 今回で書の最後まで要約します。 正しい方法に集中することにより「緻密マインド」が作られ、人生の総合力が上がります。 その方法としてベストなのが、結局「緻密に歩くこと」に行き着きます。 緻密に歩いて心を鍛える とにかく歩く姿勢や歩幅、足の運び方など、あらゆることに意識をフルに注いで歩いてみてください。 この「緻密に動く」という心がけが、ヨガや武術などにも活かされているのです。 外部のことに反応せず、妄想せず、ただ歩くことに集中するのは、やってみると難しいものですが、だからこそ練習のやりがいがあるというもの。 緻密に歩く練習によって、さまざまなことに緻密に心を使えるようになっていきます。 体験の積み重ねから方法が生まれる ひとつの体験が「使える方法」になるまでには、一定の量と時間が必要です。 とにかく体験を増やすように

    『これも修行のうち。』要約#14 苦しみから抜ける方法いろいろ
  • 『これも修行のうち。』要約#13 体験することは、今を生きること

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 前回の記事からの続きです。 新しい生活や仕事が始まってから約1ヶ月後に、急に疲れがどっと出るのがいわゆる五月病。 そんなときにどう心を使っていけばいいかを仏教に学んでいきます。 五月病になる理由 新しい世界に足を踏み入れたときに、疲れや不安、迷いが出るのにはいくつか理由があります。 まず、新しい判断や反応の連続に疲れてしまった。 次に、想像していたものと違う現実がストレスになってきた。 また、「この状況がいつまで続くのか?」と思って気が滅入るということもあります。 自分がこれらの心情のどれかに当てはまっている、もしくはまた別の気持ちがある、といったことを「正しく理解する」のが第一歩です。 ストレスを感じた原因は何か こうした心情は、①ストレスを感じ、②そのストレスから逃げようと考え、③考えた結果「自分にはもっと適した仕事があるはず」といった判断

    『これも修行のうち。』要約#13 体験することは、今を生きること
  • 『これも修行のうち。』要約#12 やる気の維持には切り替えが大切

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 前回の記事からの続きです。 心というのは、おおもとの意識エネルギーと呼べるものが「感覚・感情・思考・意欲」に分かれる仕組みになっています。 これを理解していれば、これまでに紹介してきたプチ修行の数々が持つ意味や、もたらす効能に深く納得できるはずです。 書の内容も残りは2割くらいなので、もう数記事分だけお付き合いください。 意欲をメインテーマにしつつ、これまでを包括するような内容になっています。 役に立てばいいと考える たとえば何かするにしても「これに当にやりがいを感じるか」「自分に合っているのかどうか」などと考えすぎてしまう人がいます。 ここで、発想として持っていてほしいのは「役割を果たせるかどうか」です。 なのでひとまずは「自分が相手の役に立てるのだから、とりあえずがんばる」でも大丈夫です。 この、他人への貢献を自分のやる気にする方法とし

    『これも修行のうち。』要約#12 やる気の維持には切り替えが大切
  • 『これも修行のうち。』要約#11 やる気にもいろいろある

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 前回の記事からの続きです。 これまで感覚、感情、思考をテーマにしてきましたが、今回からは「意欲」についてです。 意欲・やる気というのは「がんばらなきゃ」と思って出るようなものではありません。 そこで、仏教的な心の使い方を学び、前に進む練習をしていきましょう。 やる気にもいろいろある そもそも意欲とは何なのかについて少し掘り下げてみます。 意欲にはいくつかの種類があり、ひとつは単純に欲求を満たそうとするものです。 2つ目は妄想を求める状態で、なくてもいいものを手に入れられずにはいられない心境。 3つ目は新しいこと体験したいという、チャレンジ精神または生存能とも呼べるもの。 4つ目は気合いや根性ともいえる、やめてはいけないという思考がからむものです。 このようにやる気や意欲と一言で表現できるものでもいろんな種類があることを知っておきましょう。 う

    『これも修行のうち。』要約#11 やる気にもいろいろある
  • 『これも修行のうち。』要約#10 言葉を自分のものにする

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 前回の記事からの続きです。 仏教に限らずとも、新しいことを身につけるには、繰り返しと継続が欠かせません。 考え方を変えようと思うなら、まず使う言葉を変えるという発想をしましょう。 たとえば前の記事で紹介した「なんとかなる」という言葉を繰り返して、習慣にしてしまうことです。 言葉を自分のものにする 新しい言葉を取り入れて、考え方を変えていくためのコツを紹介します。 まず、すでに心の中で繰り返されていて、自分が「やめたい」と思っている言葉を「言葉抜き」のテクニックで消していきます。 次に、新しく取り入れたい言葉をノートやスマホにメモします。 1日の始めに、メモした言葉をひとつ頭に入れて生活し、1日の終わりにその言葉を振り返ってください。 その言葉が意識しなくても自然に出てくるようになったら、自分のものになったということです。 新しい考え方の例 すぐ

    『これも修行のうち。』要約#10 言葉を自分のものにする
  • 『これも修行のうち。』要約#09 正しい理解で人生を快適に

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 前回の記事からの続きです。 今回はまず、間違った考え方を正しい考え方に入れ替えていく方法を紹介していきます。 書およびこの要約記事では、幸せや安心感、深い納得につながらないような思考を「間違った考え方」と表現します。 もともと人の心というのは、ほっとくと妄想にふけり、不満を溜めていく性質があるので、新しい心の持ち方を練習しようとする意識が大切なのです。 「慢」が苦しみを生み出す 見栄や優越感、プライド、自分は正しいのだといった思いを、仏教ではまとめて「慢」と呼びます。 人の心にある慢のせいで、ネガティブな妄想や不満などの苦痛が解消されません。 他人とぶつかった際は「ムッとする」「言い返す」「我慢する」のどれかの反応になると思います。 しかしどれも(我慢することも)苦しみを生む反応であり、正しいとはいえないのです。 まず怒りに気づく 怒りを感じ

    『これも修行のうち。』要約#09 正しい理解で人生を快適に
  • 『これも修行のうち。』要約#07 あなたの喜びは僕の喜び

    反応しない練習の実践編『これも修行のうち。』 前回の記事からの続きです。 今回はまず「快」の感情を増やすためのプチ修行集をまとめます。 そして喜の心、すなわち他人の喜びを自分の喜びとしてしまう練習を紹介していきます。 快を増やす練習 お酒でもジュースでもいいので、好きな飲み物をじっくりと味わうのが「ドリンク禅」。 冬の寒いとき、コタツに入ったりあたたかい布団に潜りこんだりして幸せをかみしめる「ぬくぬく禅」。 夏の暑い最中、涼しい部屋や建物に入って快適さを感じ切る「冷え冷え禅」。 これらを〇〇禅と呼ぶのは、「禅」に「意識を集中する・感覚を研ぎ澄ます」という意味があるからです。 雑念を消してクリーンな心で感覚に集中すること自体が、最高の快なのです。 おまえの喜びはおれの喜び 相手の喜びに共感する練習を積むことで、人生の喜びは増大します。 人から元気出せと言われてもなかなか出ないように、自分自身

    『これも修行のうち。』要約#07 あなたの喜びは僕の喜び