杉並区長選挙はきょう、投票が行われた。共産党をのぞくオール与党で3期目を目指す現職の田中良候補に、区政刷新を掲げる弁護士の三浦ゆうや候補が挑んだ。 「区政の使命は福祉の向上。これに尽きる」。福祉がウリの田中区長の口ぐせだ。だが、ホントかな?と首を傾げさせる人選があった。22日にあった個人演説会で応援弁士を務めたのが片山さつき参院議員だったのである。 生活保護バッシングで鳴る片山さつきセンセは、週刊誌の対談で「ホームレスが糖尿病になる国ですよ」と言い放った御仁だ(週刊朝日2012年7月20日号)。恐ろしいほど現状認識を欠いた発言である。 生活保護を受けたくても受けられない杉並区民は数えきれないほどいるだろう。こうした区民は、片山さつき議員が応援する現職区長の福祉政策に信頼を寄せることができるだろうか。 区内在住の主婦(50代)は「ホントに福祉を考えていたら『あんさんぶる荻窪』を潰したりするか
![【杉並区長選】福祉口実のハコモノ建設 オール与党の多選がもたらす風通しの悪さ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/717a162c68191e4dadb486bad6fe119e41b29f56/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftanakaryusaku.jp%2Fwp-content%2Fthemes%2Ftrj%2Fimages%2Flogo_ogp.png)