世界を席巻した怒濤のサバイバル・アクション 『新感染ファイナルエクスプレス』には恐るべき前日譚があった! 2016年の韓国映画界は1本のゾンビ映画の話題で持ちきりだった。ソウル発プサン行きの韓国高速鉄道KTXの列車内で発生した感染パニックの凄まじい恐怖を、怒濤のサバイバル・アクションとして実写化したその映画は、昨年夏に同国で封切られるや大反響を呼び起こし、1100万人以上の観客動員を達成する歴史的な大ヒットを記録。カンヌ国際映画祭をはじめとする世界18の映画祭で上映されて好評を博し、日本では『新感染ファイナルエクスプレス』というタイトルでの公開が決定。ハリウッドでリメイクされるとのニュースも飛び交っている。 まるで突然変異のように韓国に出現した本格的なゾンビ・ホラーに誰もが驚いたが、実はそれには重要な“伏線”があった。『新感染ファイナルエクスプレス』で鮮烈な実写長編デビューを飾ったヨン・サ
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