技術進化によりVDIやDaaSの性能や使い勝手が向上している。以下では(1)レスポンス向上、(2)動画への対応、(3)使い勝手の向上、について見ていく。 (1) レスポンス向上 使用感はPCに肉薄 VDIやDaaSでの画面表示や操作応答の性能は、通常のPCと遜色ないレベルまで向上している。これを支えるのが、画面転送プロトコルの進化だ。 現在使われている画面転送プロトコルで主要なものは以下の3つである。Windowsが標準搭載する米マイクロソフトのRDP(Remote Desktop Proto-col)、米シトリックス・システムズのICA(Independent Computing Archi-tecture)、米ヴイエムウェアのPCoIP(PC-over-IP)だ。ICAはXenDestkop、PCoIPはVMware View 4といったデスクトップ仮想化ソフトの導入が条件になる。この
2011/05/27 18:19 NTTデータは2011年5月27日、クラウド・サービス経由で提供するデスクトップPC環境「BizXaaS Office」を発表した。操作端末となるシンクライアントのレンタル・サービスを用意して、初期導入費用を抑えた。5月30日から提供する。価格は、仮想PC型で1ユーザー月額3400円(税別)から、など。 BizXaaS Officeは、DaaS(Desktop as a Service)。仮想化ソフトなどを用いて実現したデスクトップPC環境を、シンクライアント(画面情報端末)経由で利用する。ミドルウエアとしては、VMware製品やCitrix XenDesktopを利用する。シンクライアントとしては、ICAまたはRDPプロトコルを用いる一般的なものを利用できる。 特徴は、シンクライアントのレンタル・サービスを用意したこと。レンタル価格は非公開だが、シンクラ
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