東京大学は、派遣職員の女性に対し、1年余りにわたって体を触るなどのセクハラ行為や、パワハラ行為を繰り返したとして50代の男性教授を停職4か月の懲戒処分にしました。 懲戒処分を受けたのは、東京大学の研究所に所属する50代の男性教授です。 大学によりますと、男性教授は、派遣職員の女性に対し、恋愛感情を示して体を触ったり、繰り返し性的な言動を行ったりしていたということで、女性がたびたび「やめてほしい」と訴えたものの1年余りにわたってこうした行為が続いたということです。 また教授は、職場での優位な立場を背景に、女性に対し「派遣の契約の更新を迷う」などと伝えたほか、休日や深夜に業務と関係のないメールを送って返信を求めるなど、精神的な苦痛を与える行為を繰り返したということです。 東京大学によりますと、教授は一部の行為は認めていないということですが、大学は、セクハラ行為とパワハラ行為にあたるなどとして、