そのピュアなラブストーリーが熱狂的なファンを生み、Twitterの世界トレンド1位という偉業を達成したドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)。ポンコツだけど誰より優しい主人公・春田創一(田中圭)、ダンディーだけど乙女な部長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)、そしてドSだけど健気な後輩・牧凌太(林遣都)の男3人を中心に繰り広げられる予測不可の恋模様を、今、日本中が固唾を飲んで見守っている。放送は深夜枠。視聴率も決して高いというわけではない。にもかかわらず、なぜ『おっさんずラブ』はこれだけ熱い支持を集めているのか。 6月2日の最終回を前に、プロデューサーの貴島彩理さんを緊急取材! この春一番の話題作の舞台裏を語ってもらった。 貴島 彩理(きじま・さり)さん 1990年3月20日生まれ。東京都出身。慶應義塾大学卒業後、12年、テレビ朝日に入社。バラエティー部でAD、ディレクターを経験した後、16年にドラ