山猫だぶ㌠ @fluor_doublet 「丹生」という地名は、基本的には水銀から朱を作った場所、水銀鉱床、朱を作っている技能者の棲む集落に付けられる。奈良、三重、和歌山に多く、一部は香川や京都にもあるのだけれども。でも、日本で一ヶ所だけ、それがうまく当てはまらないところがある。群馬県富岡市の、貫前神社の奥だ。 山猫だぶ㌠ @fluor_doublet 群馬の丹生の歴史は古くて、10世紀前後には丹生神社という社名が記載されているのだけれども。でも、その辺りは新しい堆積岩で水銀鉱床はないし、甘楽の奥を考えても、ヒ素や銅鉛亜鉛鉱床はあっても、水銀鉱はない。なんでここに丹生の名が付いているのだろう?