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最近になって、リンクを付ける技を覚えたところ、「壮大なる愚行」の閲覧が増えていた。こんなことなら、ちゃんと手直しをしておけば良かった。「愚行」には、後日談があり、「貯蓄(純)」を使うより、「純貸出/純借入」が適当ではないかという御指摘をいただいていた。それで、今更ながら、若干の手直しをし、その趣旨について、普通の人には「何のことやら」というオタクな話を記しておく。 ……… 実は、どちらの数字を使うか、筆者も少し迷ったのである。それゆえ、「良い質問ですねぇ」とばかり、ウンチクを語ると、次のとおりになる。まず、「貯蓄(純)」とは、何なのか。ごく簡単に言うと、税金や保険料を集め、それを行政サービスや給付に使った残りである。集めた以上に使うと、むろん赤字ということになる。 ここで留意すべきは、「貯蓄(純)」には、固定資本形成という名の公共事業への支出がカウントされていないことである。他方、「純貸出
昆虫食文化事典 作者: 三橋淳出版社/メーカー: 八坂書房発売日: 2012/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 206回この商品を含むブログを見る 虫と言ってもしばらく前に本欄で書評の出た快著『「腹の虫」の研究』は観念としての虫の話だったが、こちらは本当に腹に入れる虫の話だ。ちなみに入門者には日本のバッタの佃煮かラオスのコオロギ炒めが個人的にはおすすめ。イモムシ系はぼくですらハードル高いっす…… 閑話休題、昆虫料理の本は意外と多いが、このシリーズの前著『昆虫食大全』は分厚さも網羅性も群をぬく一冊だった。しかもキワもの紹介に終わらず、各地の虫の正確な同定まで行い、実用性ばかりか専門性も高かった。 が、その続編の本書はさらに踏み込み、世界各地の昆虫食の文化を扱う。料理法や味の分析だけではない。虫の捕まえ方、その職能の社会的地位、文化の基盤となる虫自体の分布や気候特性との関わりや、
有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り 著者:デヴィッド・ハジュー 出版社:岩波書店 ジャンル:マンガ評論・読み物 有害コミック撲滅!―アメリカを変えた50年代「悪書」狩り [著]デヴィッド・ハジュー 1950年代にアメリカン・コミックは撲滅運動に襲われた。この問題を、同時期に発生した「赤狩り」旋風と比較しながら論じたのが、本書のおもしろさである。 この時期アメリカは青少年に害をなす「悪い文化」を排除しようとした。ターゲットになったのが共産主義と漫画だった。両者に何か共通点があったのか。著者によると、赤狩りは共産主義かぶれのインテリ層を狙い撃ちにし、他方コミック撲滅は愚かな俗悪文化の浸透から保守エリート層の価値観を護(まも)る狙いがあった。だが、こうした「ベクトルの違い」を超えて双方共に、あらゆる弾圧に屈せず好きなものを護って戦い続けると決意した熱烈なサポーターを多数有し
先週金曜日(2012年8月10日)に消費増税法が成立したことで、2014年4月から8%、2015年10月には10%に引き上げられる。野田首相は「消費増税は09年のマニフェストには記されてなかった。深くお詫びする」と弁明したが、さて、家計への負担はどれくらいになるか。 年収500万円の標準家庭で年間33万円 年収500万円の標準家庭(夫婦と子ども2人)で、2016年の税負担額は年間は33万円の試算だ。「月約3万円か。うーん」といっていたら、街の声で「給料1か月分が吹っ飛ぶ」(40代の夫婦)というのがあった。これはたしかにきつい。33万円の内訳は、消費税が16万7000円、住民税の年少扶養控除廃止が6万6000円、 子ども手当縮小5万4000円、 厚生年金保険料引き上げ4万4100円のほか、復興税などもある。年収240万円の75歳以上高齢世帯は年間14万円程度だ。 司会の羽鳥慎一が「これを何と
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