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2012年9月18日のブックマーク (7件)

  • へーリング&シュトルベック『人はお金だけでは動かない』:行動経済学や幸福研究などの成果紹介で、数多い類書から傑出はしていないが、よくまとまっている。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    人はお金だけでは動かない―経済学で学ぶビジネスと人生 作者: ノルベルト・ヘーリング,オラフ・シュトルベック,大竹文雄,熊谷淳子出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2012/08/27メディア: 単行購入: 2人 クリック: 202回この商品を含むブログ (5件) を見る 最近たくさん出ている、行動経済学や幸福研究などの知見を使って、人間が必ずしも金銭欲得ずくの完全合理的に動くわけではないという話をあれこれ紹介した。かなり多くのトピックをカバーしていて、そうしたの中では決して悪いものではない。要領もいいと思う。こうしたを読んだことがなければ、手に取ってみても損はない。よいだと思う。 が…… この手のをすでに読んだことがあれば、「またか」という部分が多々ある。最後通牒ゲームで、人は自分が損をしても不公平(だと感じる)を拒否するので、完全合理的ではありません、人はお金が増

    へーリング&シュトルベック『人はお金だけでは動かない』:行動経済学や幸福研究などの成果紹介で、数多い類書から傑出はしていないが、よくまとまっている。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • Mary Sueテスト: 設問

    Mary Sue テスト以下は、既存の物語(世界)を元にして、あなたのオリジナルキャラクターが活躍するオリジナルストーリーを書いた時にチェックすることを想定しています。それぞれの文があなたの作ったストーリーにあてはまっているなら、左のボックスにチェックを入れてください。全部入れ終わったら、一番下の採点ボタンを押してください。 なお、文中の「キャラ」とはあなたが作ったオリジナルキャラを、「登場人物」というのは、既存の物語世界にもとからいる既存のキャラクターを指します。また、「種族」という言葉は、ファンタジーやSFなど人間以外の生物が出てくる話を仮定しています。そうでない話の場合には「人間」に置き換えてください。 名前以下の質問には、XXXの部分にあなたの作ったキャラの名前を入れて読んでください。

  • 『ハプスブルク君主国1765-1918』『「イタリア」誕生の物語』読書メモ - Danas je lep dan.

    取り敢えず西洋近代史についてのを読んだのでメモ。ハプスブルク君主国 1765-1918―マリア=テレジアから第一次世界大戦まで作者: ロビン・オーキー,山之内克子,秋山晋吾,三方洋子出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/04/02メディア: 単行クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見る 原書は,Robin Okey, The Habsburg Monarchy c.1765-1918: From Enlightment to Eclipse, Basingstoke/London: Palgrave, 2001. ロビン・オーキーといえば東欧史の大御所で,何十年も前に東欧史に関する大部の著書が日語訳されていた(恥ずかしながら未読)。今回はハプスブルク史論。 わたしがこれまで読んだハプスブルク君主国の通史というとたとえばA. J. P. テイラーとかハン

  • 山形浩生 - 著者インタビュー - BOOKSCAN(ブックスキャン) 本・蔵書電子書籍化サービス - 大和印刷

    1964年東京生まれ。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程、およびマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務するかたわら、地域開発や政府開発援助(ODA)のコンサルタントとして活躍。科学、文化、経済、コンピュータまで、広範な分野での翻訳と執筆活動を行う。著書、訳書は多数に渡り、『クルーグマン教授の経済入門』(日経ビジネス人文庫)、『服従の心理』(河出書房新社)、など多数。近著に『邪悪な虫』、『邪悪な植物』(ともに朝日出版社)、『都市は人類最高の発明である』( エヌティティ出版)、『ヤル気の科学 行動経済学が教える成功の秘訣』(文藝春秋)。 読書は気軽に〝ちぎり読み〟して自らの肉とせよ 業として著名なコンサルティング企業の上級コンサルタントを務め、地域開発や政府開発援助(ODA)のコンサルタントとして活躍していらっしゃる山形さんは、その一方で翻訳家や評論家と

  • 『評伝ナンシー関 「心に一人のナンシーを」』横田増生(朝日新聞出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「サブカルという枠組みから抜け出すために」 書を最初に書店で見つけたとき、軽い警戒感を抱いた。あのナンシー関の「評伝」だって?それはちょっとおかしくないか? ナンシー関と言ったら、テレビの表層を読み取ることに長けた批評家として尊敬されてきたはずだ。どんなにうまい役者や歌手だったとしても、どんなに立派な人格の人間だったとしても、テレビはその深みを持った技能や人格を裁断して、薄っぺらな四角形のなかに閉じ込めてしまう。だからナンシー関は、そうしたテレビの向こう側に深みを持った人間の暮らしや人格を読み取るのではなく、テレビの表層自体において彼らがどう生きようとしているかを感じ取ろうとした(そして彼らの顔を消しゴムの表面に彫った)。だから、ナンシー関論を書こうとする者もまた、彼女の仕事の表層にとどまって批評するべきではないのか。私はそう信じてきた。 書の著者・横田増生も、そ

    『評伝ナンシー関 「心に一人のナンシーを」』横田増生(朝日新聞出版) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 現下の中国の反日暴動と尖閣問題についてメモ: 極東ブログ

    現下の中国についてどうなんですか、ブログ書かないんですかと問われて、まあ、それほど予想外のことはないし、実は予想していることは別にあるんだけど書くと物騒なんで、どうしようかなと思っていたけど、ちょっと概要的な部分をメモしておきますか。 まず、今回の中国の反日暴動の原因なのだけど、これはいうまでもなく政治的な裏がある。こんなのは陰謀論とか部類にも入らないイロハな話だけど、問題はどういう政治的な構図なのかというより、どういう具体的な力学というのが、まだはっきり見えない。 構図については大ざっぱに言えば、このところ勢力を固めて院政が敷けるかと思っていた胡錦濤と共青団へのバックラッシュであり、太子党や軍、地方勢力といった個別利権の政治勢力との対立がある。ではどういうふうに対立しているか。 この部分についても存外に単純で、中国共産党第18回大会で、現行9名の政治局常務委員を共青団に有利な7名体制にす

  • 「中国現代史概説~中国の新しい動きを理解するために~」目次 - イヴァン・ウィルのブログ(ココログ)

    昨年(2009年)7月に2年3か月に及ぶ北京駐在勤務を終了して東京に戻ってきました。日へ帰国する前の昨年4月に書き込みをして以来、このブログ(ココログ)に書き込みをしていませんでしたが、書き込みを再開します。 2010年代に入り、日にとって、というより世界にとって、中国の存在はますますその重要度を増しています。中国を理解するためには様々な視点が必要ですが、まず中国共産党が支配している現在の中華人民共和国の成り立ちとその歩みを理解することが基だと思います。そこで、北京に駐在していた時に書き溜めておいた「中国現代史概説」を週に2回程度のペースでアップしていきたいと思います。 現在の目で見直して若干書き直しを入れながらアップしていきますが、目次は概ね以下のとおりになる予定です(下記の目次も状況に応じて変わる可能性があります)。 ------------------------ 【中国現代史

    「中国現代史概説~中国の新しい動きを理解するために~」目次 - イヴァン・ウィルのブログ(ココログ)