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2024年2月10日のブックマーク (2件)

  • アーカイヴブームで高値取引 「ガラパゴス的進化」したマルイ系ブランド

    「マルイ系」はどこからやってきたのか 「マルイ系」人気の源流は、2010年代に巻き起こったデザイナーズアーカイヴブームである。カニエ・ウェスト改めYeら人気ヒップホップミュージシャンが着用したことをきっかけに、デザイナーズブランドのアーカイヴアイテムが注目を集め、価格が高騰した。それまではデザイナーズブランドのアイテムは年を経る事に価格が落ちることがほとんどだったが、リーバイス501XXに代表されるヴィンテージ古着のように、年を経ても価格が落ちない、それどころかさらに価値を増すこともある、という価値観がデザイナーズブランドのアイテムにも生まれたのである。 デザイナーズアーカイヴブーム発生当初は、ラフ・シモンズやヘルムート・ラング、マルタン・マルジェラなどの、カリスマ的な人気を誇る欧米のデザイナーによる1990年代から2000年代のアイテムが人気を集めていた。また、「コム デ ギャルソン(C

    アーカイヴブームで高値取引 「ガラパゴス的進化」したマルイ系ブランド
  • 消えた仁王像 出雲の「村の宝」がオランダで展示の謎 数奇な運命がむすんだ人々の縁:朝日新聞GLOBE+

    アムステルダム国立美術館のアジア館に展示されている仁王像。その故郷は島根県仁多郡奥出雲町にある岩屋寺だ=2023年6月、筆者撮影 ヨーロッパ唯一の仁王像は、アジア館の目玉 アジア館地下ギャラリーの一番奥で、静かににらみをきかせて来館者を待ち受ける阿形像と吽形像は、身の丈2メートル37センチの木像だ。 美術館によれば、作者は不明で14世紀に造られたものらしい。阿形像の後頭部内側にある墨書から、すでに廃寺となった島根県仁多郡奥出雲町にある岩屋寺(いわやじ)にあったものと判明している。 そして、この墨書と岩屋寺の古文書から、運慶や快慶を生んだ「慶派」の仏師康秀(こうしゅう)が像の修復を行っていたこともわかった。日の古美術は、出所を明かさずに売買されることが多いらしく、このように詳細が明らかになることは珍しい。 2004年、アジア館のチーフキュレーター、メノー・フィツキさんは、京都の古美術商でこ

    消えた仁王像 出雲の「村の宝」がオランダで展示の謎 数奇な運命がむすんだ人々の縁:朝日新聞GLOBE+