さて、今回は笹本祐一作品「妖精作戦」に対して、以前から思っていた疑問についてです。 先日、twitterでこの疑問についてツイートしました。 炎上覚悟で書くんだけど、 ラノベ史において「妖精作戦」がこれほど重要視されるのがよくわからない。笹本祐一作品だと「ARIEL」のほうが重要ではないか、と常々思っている。 そもそも「妖精作戦」て当時そんなにヒットしたの? 当時ソノラマ文庫よく読んでいたけど、全然知らなかったよ。 笹本祐一という作家を知ったのは、獅子王で「ARIEL」が話題になってからだったなぁ。 街の本屋で平積みされていたソノラマ文庫は、菊地秀行や夢枕獏、アニメノベライズが多くて、清水義範作品は棚にズラッと並んでいて、買わなかったけど人気あるんだなと名前だけは知っていた感じ。 90年代ラノベへの連続性は「妖精作戦」より「ARIEL」だと思うんだよね。「妖精作戦」が現れたから、なにかが変
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