【5月6日 MODE PRESS】250軒以上の飲み屋が密集する新宿ゴールデン街で、「本」にまつわるいくつかの店が異彩を放っている。戦後の闇市に端を発し、青線時代を経て、60年代くらいから作家や漫画家、編集者、写真家、映画監督らが集うようになった新宿ゴールデン街。芥川賞作家の中上健次、直木賞作家の田中小実昌、佐木隆三、漫画家の赤塚不二夫も常連客だったとか。 ■nagune(ナグネ)=流れ者 nagune(ナグネ)の外観。住所:東京都新宿区歌舞伎町1-1-5 電話番号:03-3209-8852 営業時間:19:00~深夜 定休日:不定休、年末年始(c)Sayuri Kobayashi まずは、ギャラリーバーの「nagune」(ナグネ)。5月7日まで一冊の写真集を元にした展覧会「『植田正治作品集』編集室」が開催されている。通常は写真集などの本がいくつか置かれているが、それを前面に出した店ではな