2018年7月25日のブックマーク (2件)

  • 細田守は宮﨑駿の後継者でも高畑勲の後継者でもなく、庵野秀明の後継者である

    未来のミライのストーリーを聞いた時、「絶対2人目が産まれたんだろ」と思った。 そのとおりだった。 つまり彼のアニメはプライベートフィルムであり、アニメエッセイなんだ。 彼は今や自分の外の世界に対して何らテーマや興味を持っていないから、 自分の身に起きた出来事を通してでしかアニメを、いや作品を作れないんだよ。 これは、まさに20年前に庵野秀明がエヴァでやっていたことだ。 しかしテレビ時代の細田守というのは当にすごくて、 ただテレビは他の人が書いた物語の中での仕事ではあるんだけど、 それに対して細田守は自分の物語を確固として持っていて、時に元の物語から逸脱すらしていた。 彼のそのクールな情念はとても魅力的だったのだが、 ハウルの動く城の監督に抜擢され、宮﨑駿の王国たるジブリでズタボロにされて それまでの人間関係まで失ってしまって、彼は変わってしまった。 その後に手がけたワンピース映画では、

    細田守は宮﨑駿の後継者でも高畑勲の後継者でもなく、庵野秀明の後継者である
    kurokawada
    kurokawada 2018/07/25
    細田守監督は同じ東映出身の佐藤順一監督と印象がかぶる。双方ともアニメに関するありとあらゆる職をこなせる万能人だが「これを作らずにはいられない」「これを見せつけたい」という情熱があまりないようにみえる。
  • 朝日新聞はなぜこんなに嫌われるのか——「権力批判はメディアの役割」という幻想の終わり

    朝日新聞2018年7月21日付の紙面。1面トップ記事は、国会の「焦点だった」森友・加計学園問題について、「安倍晋三首相が十分に説明責任を果たすことはなかった」としているが……。 朝日新聞紙面ビューアーより編集部がキャプチャ 世の中にはなぜこんなに「朝日ぎらい」が多いのか。朝日新聞のことになると、なぜ人はこんなに感情的になるのか。 こうした問いには、「捏造するから」とか「反日だから」とか条件反射的なコメントが即座に返ってくるわけですが、一つのメディアの動向にこれほど夢中になれること自体が興味深い現象です。 書店の店頭にも、「朝日ぎらい」の雑誌や書籍の煽情的なタイトルが並んでいます。その代表格が『月刊Hanada』『月刊WiLL』で、2018年8月号のタイトルは、前者が「敗れたり朝日と野党の倒閣運動」、後者が「朝日はアジビラどころかペットのトイレマット」といった具合です。 特定のメディアへの批

    朝日新聞はなぜこんなに嫌われるのか——「権力批判はメディアの役割」という幻想の終わり
    kurokawada
    kurokawada 2018/07/25
    「しかし、内閣府の国民生活に関する世論調査(2017年)では、「現在の生活に満足」との回答が73.9%と過去最高になり、18〜29歳の若い世代では79.5%とほぼ8割に達しています。」