ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (9)

  • デフレの正体 経済は「人口の波」で動く、藻谷浩介 : 金融日記

    デフレの正体 経済は「人口の波」で動く、藻谷浩介 この手の経済としては異例のベストセラーになったです。実は僕はずっと読んでなかったのですが、少し時間ができたので読んでみました。結論からいうと大変面白いでした。やはりよく売れるだけのことはあります。 タイトルは「デフレの正体」となっていますが、最近流行りの貨幣供給量とかの金融的なデフレとは全く関係がないです。編集者が流行りの言葉をつければ売れると思ったので適当につけただけでしょう。正しいタイトルは「不景気の正体」です。 経済のテレビ番組や、経済新聞、金融情報誌などを見てると、大企業の業績、GDP、経常収支、為替、株価などの経済指標がさかんに報じられ、現在の日や世界の景気とはどのようなものか判断されます。しかし庶民感覚としては、こういうマクロな経済指標で見る日の景気と、実際の自分たちの生活ははっきりいってあんまり関連がないというのが

    デフレの正体 経済は「人口の波」で動く、藻谷浩介 : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2011/04/16
    この本は、まともな本という評価とトンデモ本という評価が混在してて迷う
  • 大学入試ネット投稿事件が浮き彫りにした日本社会のみっつの病理 : 金融日記

    京都大学をはじめとする有名大学で、入学試験開始から間もない時間帯に入試問題がYahooの質問サイトに投稿されました。そしてすぐに誰かがその入試問題の解答を投稿しました。このインターネットを使った新しいタイプのカンニングに対してネットで大きな話題になりました。そしてテレビなどのマスメディアでも大々的に報道されました。 この問題に対して、僕はそんな騒ぐほどの問題かと冷めた目で見ていました。もっと報道するべき重要なニュースが多数あるのに、なぜこんなくだらないことをトップニュースで毎日扱うのかとうんざりしていたのです。確かにカンニングは不正ですが、バレたら、バレた人が合格点をとっても不合格になるだけで、それだけの問題です。大人に叱られれば済む程度の問題だし、そもそも僕の大学生活を思い出しても、日の大学ではテストで単位をとるためのカンニングはありふれた出来事でした。大学側もたまに見せしめで捕まえて

    大学入試ネット投稿事件が浮き彫りにした日本社会のみっつの病理 : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2011/03/05
    学歴には、就職を有利にするための機能と精神的アクセサリーの機能がある。これは軽くない。高学歴でなければ入るのが難しい職場みたいなのはやはりあるし、学歴コンプレックスを乗り越えられる強い人ばかりではない
  • 勝間和代がネットで叩かれるようになった本当の理由とネット・メディアの未来 : 金融日記

    自己啓発の女王とも呼ばれたカリスマ勝間和代Amazonのレビュー・システムについてクレームをつけていた。僕自身は勝間和代のファンでもなければ、勝間和代がいうところの「アンチ」でもない。勝間和代は外資系企業でサラリーマンをしていて、その後はネットで人気になり、一気にテレビでもブレークした。少なくとも最初のふたつに関しては僕と多少なりとも共通点があるので、僕は彼女の著作や活動をたまにフォローしていた。そして今日たまたま読んだ勝間和代のブログに書いてあったAmazon批判について、僕は少なからぬ違和感を感じた。それはちょっとちがうんじゃないかな、と思った。だから今日はそのことについて何かを書いてみようと思う。よく冷えたコロナビールを飲みながらね。 1. 著者の知名度が広がるにつれて、必ず「アンチ」が生まれます。 その人たちは、あまりにも対象の存在自体が不愉快なので、自身の心の平穏を保つため、ス

    勝間和代がネットで叩かれるようになった本当の理由とネット・メディアの未来 : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2010/10/04
    勉強法や会計というそれ自体は地味で堅実な分野から、政策提言や生き方指南みたいな大きすぎる分野にシフトすれば、たたかれたりつっこまれたりするようになるのは避けられないでしょう
  • 日本は優秀な政策立案者のサラリーが安すぎるんじゃないか? : 金融日記

    昨日、田原総一郎氏のコラムの中にでてくる経産省のレポートのドラフトに関してツイッターで言及したら、すぐさまフォロワーの方がレポートを見つけてくれた。 このレポートは非常によくできていたので、瞬く間にツイッターの世界で広がっていった。 日の産業を巡る現状と課題、経済産業省、平成22年2月 詳細は各自読んでいただきたいのだが、僕はこのレポートは日の現状を非常に的確に分析していると思う。 経産省の調査能力に大いに感心した。 しかしこういった的確な現状認識に基づく提言が、あまりにも残念なので考え込んでしまった。 結局のところ経産省主導の産業政策のプロパガンダであり、そういった発想では日の閉塞感を打ち破れないのはあまりにも明白だからだ。 とはいえ高級官僚のキャリアを考えると、こういう結論になるのもいたしかたない気がしてくる。 彼らの現役時代の給料は非常に安い。 年収1000万円いかない程度だ。

    日本は優秀な政策立案者のサラリーが安すぎるんじゃないか? : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2010/03/06
    戦前の局長級官僚や帝大教授や陸海軍将官は相当な高給取りでした。
  • 天才小学生たちはどこに消えた? : 金融日記

    前回の中学受験のエントリーには思いがけず多くの反応があった。 そして、多くの人たちがひとつの大変興味深い問いにたどりついたようだ。 「そんなすごい小学生たちはいったいどういう大人になったのか」という問いだ。 そして今回はその問いに答えていこうと思う。 結論からいうと「みんなただの人になった」が答えだ。 もうちょっというと、ただの人だけど、やっぱり普通よりちょっと高収入で、ちょっとばかり社会的地位の高い人たちだ。 残念ながら世界的な企業家やノーベル賞級の科学者というのはほとんどいない。 (逆に言えば、こうした企業家や科学者の圧倒的多数は、昔はふつうの小学生だったわけだ) 具体的にいうと、理系だと年収1500万円ぐらいの勤務医か年収700万円ぐらいの大企業のエンジニア、文系だと年収1000万円ぐらいの官僚や弁護士ぐらいが典型的な進路だ。 やはり彼らは母親のいうことを素直に聞いて勉強するタイプな

    天才小学生たちはどこに消えた? : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2010/02/13
    東京大学法学部の学士(学卒)助手制度のように、学部時代の”成績”上位者をそのまま学会エリートコースに乗せる制度もありました
  • 中学受験こそ日本のエリート教育の本流、東大なんてクソ : 金融日記

    アゴラの松徹三さんが日中学受験を批判するエントリーを書いておられた。 今日、日に住んで長くなるイタリア人の友人事をしましたが、彼は、中学を受験しているご子息のことで深刻に悩んでいました。この人はお父さんの代から学者だった教養人で、イタリアで知りあった日人の奥さんは日の某超一流大学の準教授です。そういうご夫婦ですから、息子さんを「中高一貫教育をしてくれる良い中学校」に入れたかったのですが、うまくいっていません。 中略 私の考えは、目の前にいる私の友人の子供である、日伊混血の可哀想な少年のことから、日人の若者全体の将来のことに広がりました。何も知らずに、「塾システム」に象徴されるような「日の奇妙な教育システム」の中にどっぷり漬かっていく日の若者達の方が、実はもっと可哀想なのだと思えてきたのです。 教育の改革は火急の問題 結論からいうとこれはとんでもない思い違いという他ない

    中学受験こそ日本のエリート教育の本流、東大なんてクソ : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2010/02/10
    東大合格者数上位校は、私立校と国立校ばかり。一橋大・東工大・地方旧帝大だと公立校合格者数が上位に来る。この点からみても、東大はやはり異例というか別物というか、、、
  • 成長戦略って何だ? : 金融日記

    よく民主党は成長戦略がまったくないと批判されますが、この成長戦略と聞いて何をイメージするでしょうか? 成長戦略という言葉の受け取り方は経済にくわしい人とそうでないない人でおおきな隔たりがあるようです。 おそらく成長戦略といわれて、多くの人がエコとかバイオとかの産業振興策のことを思い浮かべるのではないでしょうか? 優秀な政治家や官僚がこれからの成長産業に対するビジョンをしめして国を引っ張っていくのです。 しかしまともな経済の専門家でそんかアホなことを期待している人は誰もいません。 今時先進国でお役人に新しい産業を作って欲しいなんて思っている人は誰もいませんし、またそんなことをしてもうまくいかないのは過去の実績が雄弁に物語っています。 そいうことをするのは民間の優秀な起業家であり投資家の仕事なのです。 ふつう「成長戦略」というとそれは戦略的な規制緩和と税制改革のことです。 世界から優秀な人材や

    成長戦略って何だ? : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2009/11/21
    サラリーマンにとっては所得税はそう重くなく、年金と健康保険の負担が重いものだと思ってましたが
  • 新年、明けましておめでとうございます。 −年越し派遣村とベーシック・インカムについて− : 金融日記

    新年、明けましておめでとうございます。 藤沢Kazuです。 さて、お正月にテレビを見ていたら「日比谷公園の年越し派遣村」と言うのがやっていた。 この不景気で解雇された(正確には契約が更新されなかった)派遣社員にべ物を配給していた。 インタビューに答える派遣社員は住む家もないと生活苦を訴える。 次に民主党の小沢一郎がテレビに出ていて、企業が簡単に首を切れなくするように雇用対策法案の必要性を訴えていた。 そして、僕は思ったのだ。 あー、この国は馬鹿ばっかだなーと。 今、必要なのは、企業が簡単に首を切れなくするように規制することではなく、企業が派遣社員だけじゃなくて正社員もどんどん首を切れるようにじゃんじゃん規制緩和することなのに。 企業が簡単に派遣社員の首をどんどん切るのは、正社員を日の法律では首にするのが難かしいからと言うだけなのに。 だから、派遣社員の方が能力が高くても、正社員は首にし

    新年、明けましておめでとうございます。 −年越し派遣村とベーシック・インカムについて− : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2009/01/04
    堀江さんやdankogaiさんやこの人のように、経済的に不自由していない人たちがベーシックインカムを持ち上げる例が最近目につく。何か、そういう富裕層の人たちの心に訴えるものがあるのかな。
  • 東京 ― ニューヨーク ― ロンドン ― パリ 世界の先進国の恋愛シーンで今起こっていること : 金融日記

    こんにちは、藤沢Kazuです。 春が少し顔を出してきたようです。 そして、花粉症の方は辛い季節になってきましたね。 さて、今日は世界の先進国で今まさに進行している少子化、未婚化の社会現象を鮮やかに説明する理論モデルを紹介したいと思います。 これから紹介する計量経済学モデルは、あらゆる社会科学の理論の中でも最もエレガントで、そして、シンプルなもののひとつだと思います。 僕はこれを考えた研究者に対する畏怖の念を抑えることが出来ません。 匿名掲示板2chにいったい誰がこんな美しいモデルを投稿したのか。 今となっては知る由もありませんが。 ==== 以下、2chからの引用 ==== 71 名無しさん@八周年 2007/07/10(火) 19:05:42 ID:WWAUdqld0 10人の男と10人の女がいたとする。 まず、いちばんもてる男に、女が3人くらい寄っていく。 2番目にもてる男も、負けじ

    東京 ― ニューヨーク ― ロンドン ― パリ 世界の先進国の恋愛シーンで今起こっていること : 金融日記
    kurokawada
    kurokawada 2008/03/16
    一度でも異性との交際経験がある人の割合は、女性の方が男性よりも多いでしょうね。
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