金谷武洋氏の著作やそこでの主張の受容についてのメモ。そのうちまとめた方がよいかな。 私が氏について書いたものは下記にだいたいまとまっています。 d.hatena.ne.jp 今回は、下記のようなツイートを見つけたので、買って読んでみましたというお話。 今月は群像に『ゾンビ』×『大いなる助走』というべき羽田圭介の衝撃作『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』書評と、連載「新・私小説論」第十回が掲載。今回は一回丸ごと使って金谷武洋『日本語に主語はいらない』のことを書いてるのですが、石原千秋さんはまた「何だこれは」と言ってくれるのかなー— 佐々木敦 (@sasakiatsushi) 2016年11月8日 先に書いておきますが、私はこの他のシリーズを全く読んでいませんので、文章全体の評価はしませんしできません。 冒頭はこう始まります。 日本語学や文法学を専門とする人にとっては常識に属する話題だろうが、そ