2018年、僕はチーフレジデントという、若手医師の管理者のようなポジションについていた。とてもやりがいがあって、楽しい業務だった。それが終わり、今後のことを漠然と考えた。これから僕はどこへ向かえば良いのだろうか。 「仕事が快適だなと感じたとき、挑戦が足りていないと考えなさい」自分の職場の偉い人の言葉である。 サッカーの本田圭佑が日本にいないのは「日本は僕にとって快適すぎるんです」というのも有名だ。 仕事が、不愉快、めんどくさい、無駄、やりたくないことをやらされている。そのような「日常的な不満」は自分の努力で職場と交渉し、どんどん潰すべきだろう。上司と相談して、極力自分にとって無用な負担だと思えられることは少なくする。逆に、自分にとって良い(と思われる)負荷には、逃げずに正面から取り組むべきで、そこに成長がある。日常レベルで不満を減らし、求めている負荷を増やす。自分のパフォーマンスを最大化す