昨年、スクリーンデビューから90周年を迎えたミッキーマウス。これを記念し、東京ディズニーリゾートでは“アニバーサリーイヤー”と題してさまざまなオリジナルグッズが発売され、大いに賑わった。そんなミッキーの著作権が「そろそろ切れるのでは」とささやかれている。 果たして、世界で一番有名なキャラクターの著作権は本当に切れるのか? もし切れた場合、ディズニーの経営はどうなってしまうのだろうか。 複雑なミッキーの著作権事情 ミッキーは1928年に『蒸気船ウィリー』という短編アニメ映画でデビューし、同作の大ヒットによって世界中で認知されるようになった。以降、もはや数えきれないほどの関連グッズが生み出され、今やミッキー単体の“年収”は9000億円におよぶという。ディズニーのキャラでは、2位のくまのプーさん(5700億円)に圧倒的な差をつけて堂々の1位だ。 そんな“世界一カネを稼ぐネズミ”であるミッキーの著
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