2021年1月14日のブックマーク (2件)

  • 呪術師に弟子入り ㊤ | 国立民族学博物館

    真っ赤に焼いた鉄を舐めながら治療をする呪術師が西の辺境にいる。そんな話を聞き、いてもたってもいられず西を目指した。1997年夏。モンゴル国立大学の大学院で学んでいた時のことである。 首都ウランバートルからトラックの荷台に乗って草原のガタゴト道を揺られること3日間。ごつごつとした岩山の裾野にあるシルクロード風味の小さな町に着いた。古都ホブドである。住民も青い目をした者や茶色い髪の毛の者など、「西域」を感じさせる。その町の郊外にポツンと遊牧民の移動式住居ゲルが建っている。灰色のフェルトが野ざらしの粗末なゲル。それが件の呪術師の家だった。ゲルの奥には彫りが深くて眼光の鋭い男が座っていた。 「おまえは大学院で民族学を専攻しているのなら、俺に弟子入りせねばならない」。そう言われ、なんとなく弟子入りすることに。若いって怖い。教えられた呪文をひたすら繰り返し唱える「修行」を始めて3日たった。「あの○○の

    kusomiiso
    kusomiiso 2021/01/14
    ワッフルワッフル!ワッフルワッフル!
  • 「効率化=手抜き」だと思う人たちと、なんとか共存するための方法を考えた。

    「子どもに『手抜き料理』って言われてめっちゃムカついた。 朝一で下ごしらえして、仕事から急いで帰ってきて、お風呂も入らず一生懸命作ったのにさ。それを説明したら『ごめん』って謝ってくれたけど、失礼な話だよね」 子どもがいないわたしは、「うんうん」とうなずきながら友人の愚痴を聞いていた。 いやー仕事しながら子育てって絶対大変だもんね。すごいことだよ。 でもそれと同時に、「そもそも手抜き料理のなにが悪いんだろう?」とも思った。 毎日菓子パンだけとなれば問題だけど、ちゃんとした事なら別に手を抜いててもよくない? というわけで、 「子どもに『苦労したんだよ』って言うよりも、『時間をかけなくてもおいしいものを作れるんだよ。浮いた時間で一緒に読もう』とかって言ったほうがよかったんじゃない?」 と伝えた。 「『手抜きじゃないよ』って手抜き料理を否定したら、当に手を抜いたとき『手抜きでごめん』って言わ

    「効率化=手抜き」だと思う人たちと、なんとか共存するための方法を考えた。
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    kusomiiso 2021/01/14