宵の明星の金星が地平高度を上げており、夕方の西の空でとても目立つようになっている。5月16日の夕方にはこの金星に月齢2の細い月が近づく。月と金星の間隔は1度未満で、低倍率の望遠鏡で同一視野にとらえられるほどの大接近だ。月の地球照や欠け際のクレーターとともに、半月状の金星も確認してみよう。地上風景を入れた写真にも収めておきたい。 関連リンク 【特集】金星を見よう 天文の基礎知識 - これだけはおぼえておきたい! 基本的な天文用語 月 惑星 星空ナビ - ニンテンドーDSで天文現象を再現! ステラナビゲータ Ver.8 - 天文シミュレーションソフトの決定版 DVDではじめる天体観察入門 - 月や惑星の観察方法、器具の使い方をやさしく解説 天文現象の最新情報は月刊「星ナビ」でチェック この解説は「アストロガイド星空年鑑2010」より抜粋しました。 「アストロガイド星空年鑑2010」は注目現象の