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健康と哲学に関するkusukusunokiのブックマーク (3)

  • コロナ禍が「健康禍」に変異 医師が危険視する「健康を監視すべき」という動き | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)

    ――なぜ「健康は善」という価値観が自明になったのでしょうか。 それは非常に広くて深い問題ですので、簡単にはお答えできません。ただ一つ重要な点は、数十年単位の長いスパンで、伝統的な宗教や地域コミュニティーが崩壊したことです。その結果、人々の価値観が多様に分裂していった。でも健康がいいという価値観には多くの人が同意した。相対的にこの価値観が強くなり、地滑り的に支配的になった。文句を言う人も少なくなり、いつの間にか強制的になった。それは人々を支配するのに非常に都合のよい原理だったので、政治家たちが利用していった。 自分でもきわめて乱暴な要約だと思いますが、そのような枠組みを仮に当てはめてみることで見えてくるものがいろいろあります。 たとえば「予防することで医療費を削減しよう」という意見もありますが、そもそも国民が国家予算を心配するというのは逆ではないかと思います。フランスの哲学者ミシェル・フーコ

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    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/08/04
    "「予防することで医療費を削減しよう」という意見もありますが、そもそも国民が国家予算を心配するというのは逆ではないか~フーコー的にいえば、全体のために個人の生活を犠牲にしようと訓育・規律化されている状況"
  • コロナ禍が「健康禍」に変異 医師が危険視する「健康を監視すべき」という動き | AERA dot. (アエラドット)

    ※写真はイメージです(写真/Getty Images) フリーター、出版社勤務、医療系ニュース記者を経て医師になった大脇幸志郎さん。著書『「健康」から生活をまもる』に続き、7月には翻訳書『健康禍 人間的医学の終焉と強制的健康主義の台頭』を出版した。タイトルのとおり、このふたつは「健康第一」の価値観に疑問を呈するだ。新型コロナウイルス感染症で揺れるいま、なぜこのタイミングで「健康」を疑うのか。その理由を聞いた。 *  *  * ――新型コロナウイルスの発生によって、「健康は善」という価値観はより強固になっているのでしょうか。 個人的な感覚としては、健康第一主義の声は歴史的に徐々に高まっており、それがこのコロナ禍によって加速したと感じています。もちろん、日は外出の抑制も緩和も欧米の動きを後追いでまねしたところがあり、簡単にはくくれません。ですが全体としては、健康を守るべきだ、感染拡大の防止

    コロナ禍が「健康禍」に変異 医師が危険視する「健康を監視すべき」という動き | AERA dot. (アエラドット)
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/08/04
    伝統的な宗教や地域コミュニティーが崩壊した結果"人々の価値観が多様に分裂していった。でも健康がいいという価値観には多くの人が同意した。相対的にこの価値観が強くなり、地滑り的に支配的になった"
  • WEB特集 “みんな大切な私の子どもたち” ボランティア27年間の旅路 | NHKニュース

    インドで、貧しい人たちや病気に苦しむ人たちのために生涯を尽くし、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ。 そのマザー・テレサが設立した施設で、27年間、無償で働き続けている日人女性がいます。彼女の名前は、渋谷りつ子さん(58)。オーストリアでピアノを学んでいた彼女が、すべてを捨てて、インドにとどまり続けるのはいったいなぜなのか。インド・コルカタで、その理由を聞きました。(国際放送局記者 白河真梨奈) インド・コルカタにある『死を待つ人の家』。 貧しく、路上で病気になっている人たちの最期をみとるために、1952年、マザーテレサが設立しました。 その後、障害者やハンセン病患者のための施設など、複数の施設が作られました。このうちの1つ、重い障害のある子どもたちが入所している「ダヤ・ダン・メディカルセンター」。 ここで27年間、ボランティアとして、無償で働き続けているのが、渋谷さんです。 毎年、

    WEB特集 “みんな大切な私の子どもたち” ボランティア27年間の旅路 | NHKニュース
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2019/03/02
    7歳でピアノ留学の夢を持ち「お年玉やお小遣いはすべて留学資金に」し16歳で留学。28歳の帰国の途で寄った「死を待つ人の家」で衝撃、そのまま27年。マザーテレサに3度シスターに誘われたが宗教的な信念ではないと断る
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