仏南西部パイエ近郊の遺伝子組み換えトウモロコシの畑(2007年8月4日撮影)。(c)AFP/JEAN-PIERRE MULLER 【12月17日 AFP】遺伝子組み換え作物(GMO)に関する公刊論文の利益相反(conflict of interest、COI)についての研究結果が15日、フランスの研究チームによって米オンライン科学誌プロスワン(PLOS ONE)に発表された。 研究の対象となったのはバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis、Bt)という細菌が作る毒素に耐性を持つよう遺伝子組み換えを行った作物の有用性と永続性に関する論文579本。 今回の研究では、少なくとも1人の著者がバイオテクノロジー企業か種苗企業と提携していることや、そうした企業から資金や報酬を受け取っていることを宣言している論文を利益相反があるとして定義した。 今回の研究は、利益相反が