オランダのウィレム・アレクサンダー国王。アムステルダムの王宮で(2018年1月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / ROBIN UTRECHT AND ANP / Robin Utrecht 【2月9日 AFP】オランダ議会で8日、19世紀に制定された国王に対する侮辱行為を処罰する「不敬罪」の廃止について議論が交わされた。王室が敬愛されているオランダで、この問題は激しい論争を引き起こしている。 オランダは、今なお不敬罪を存続させている数少ない国の一つ。不敬罪は1830年に犯罪とみなされるようになり、1886年に成文化された。最大で禁錮5年または2万ユーロ(約270万円)近い罰金が科されるが、めったに適用されることはない。 同法が最後に適用されたのは2016年7月で、フェイスブック(Facebook)上でウィレム・アレクサンダー(Willem-Alexander)国王を「人殺し、泥棒、