物言う株主として知られる村上世彰氏が12月27日、レオパレス21に全取締役の解任を目的とした臨時株主総会の開催を請求したことが日経ビジネスの取材で明らかになった。施工不良問題で揺れるレオパレスは創業一族の深山英世氏が5月末に社長を引責辞任、経営体制を一新したばかり。だが新経営陣になってからも物件改修工事スケジュールの大幅遅れや業績の下方修正を発表するなど対応が後手に回るケースが目立ち、村上氏は新体制のガバナンス不全を厳しく指摘していた。
これまで市場をけん引してきたのは、夫婦ともにフルタイムで働く「パワーカップル」だが、世帯年収が1000万円を超える彼らにとっても都心のマンションは高嶺の花になりつつある。購買力の限界とされている8000万円が視野に入る中、都心の好立地のマンションをめぐる需要は鈍化。販売を始めた月に契約に至った割合を示す「初月契約率」は、19年1~10月の平均で64.2%、好不調の境目とされる70%を割り込んでいる。 売れ行きが鈍いにもかかわらず、価格が高止まりしている背景の一つには、マンションデベロッパーの寡占化がある。住友不動産、三井不動産、三菱地所、野村不動産、東急不動産、東京建物、大京──。「メジャー7」と称される大手7社が発売戸数に占めるシェアは、07年には22%だったが、18年には46%にまで上昇している。 また、大手各社はマンション以外にもホテルやオフィス、商業施設なども手掛け、以前よりも経営
東京地裁は、収賄容疑で特捜部に逮捕された秋元司議員について、2020年1月4日まで10日間の勾留を認め、弁護側の準抗告も棄却した。拘置所で過ごす年末年始の様相は――。 拘置所は9連休 「行政機関の休日に関する法律」により、土日祝日と12月29日~1月3日は拘置所も休日だ。2019年は12月27日が御用納め、2020年は1月6日が御用始めだから、その間、9連休となる。 12月26日に福岡拘置所で死刑が執行されたが、休日は絶対に執行できない決まりなので、その前の駆け込み執行だったというわけだ。 連休中、刑務官は当番制となり、交代で休みをとるが、勤務する職員の数が減るため、弁護人との接見や家族との面会、居室の外に出て行う運動、差入れや物品購入の手続も行われない。 収容されている被疑者や被告人らも、単独室だと約3畳ほどの居室から一歩も外に出ることがない。室内奥にむき出しの洋式便器が設置されており、
年越しの風物詩「除夜の鐘」に対し、「うるさい」などとする苦情が寄せられ、中止したり時間を夕方や昼間に変更したりする寺院が後を絶たない。さらに、寺の檀家(だんか)の減少などで人手が足りず、深夜の鐘突きを見直す動きも。人間の百八の煩悩を払うという除夜の鐘が、世知辛い現代社会の寒風にさらされている。 「毎年突いてきたのに、年末の風物詩が消えてしまうのは残念」。さいたま市の寺院「玉蔵院(ぎょくぞういん)」で毎年除夜の鐘を突いてきたという自営業の男性(52)は肩を落とす。 JR浦和駅から徒歩5分の市中心部にある玉蔵院。約1200年前の平安時代に弘法大師が創建したとされ、除夜の鐘には毎年約200人が集っていたというが、今年は行われない。 中止決定の契機は、ほかの寺院に鐘の音が「うるさい」と苦情が寄せられているのを、寺側が知ったことだという。かつて昔ながらの個人商店が立ち並んでいた寺の周辺も近年はマンシ
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