仏中部トゥールのCHRU病院の集中治療室で働く医療従事者ら(2020年3月31日撮影)。(c)GUILLAUME SOUVANT / AFP 【4月3日 AFP】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行でフランスの病院では看護師が不足しており、採血を何年もしたことのない熟練の医師や全く初心者の研修生らが、短期集中講座で看護技術を習得している。 【編集部おすすめ】「今朝目覚めて私は泣いた…」 新型コロナと闘う仏医療従事者らの苦悩 片手に採血用の小さなガラス管、反対の手に針を持った医学部4年生のエリオットさん(22)は「今まで習ったことはないけれど、仕事の中で覚えていく類いのことだ」と話し、ダミー人形を使って指定量を採取する練習を行った。 エリオットさんが受講しているのは、前例のない危機の中で直面している看護師不足を解消するためにパリ公立病院連合(AP-HP)が提供している短期集中コ