国際労働機関(ILO)は25日に公表した報告書で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて2020年の世界の労働時間が8.8%減ったと明らかにした。パリで昨年10月撮影(2021年 ロイター/GONZALO FUENTES) [ジュネーブ 25日 ロイター] - 国際労働機関(ILO)は25日に公表した報告書で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて2020年の世界の労働時間が8.8%減ったと明らかにした。09年の金融危機で失った労働時間の約4倍となる。ただ、回復の「一時的な兆し」が見られるとの見方を示した。