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ブックマーク / webronza.asahi.com (6)

  • 想像を絶する感染状況の英国で医療はなぜ崩壊しないのか - 高橋真理子|論座アーカイブ

    想像を絶する感染状況の英国で医療はなぜ崩壊しないのか 中央が情報を徹底的に収集し、トップダウンで指令 高橋真理子 ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター 人口当たりで日の10倍以上の感染者数 英国では新型コロナ感染者数が昨年12月から急増し、新たに感染が判明した人数が人口100万人当たりで1004人というピークを今年1月8日に記録した。同じ日の日は100万人当たり62人(いずれもOur World in Dataから)。その日で医療の崩壊がかまびすしく語られているのに、英国では医療は崩壊していないという。なぜなのか。 英国の国営医療システム「国民保健サービス(NHS)」の職員で、ロンドン南部の病院群を管轄するエプソム・セントヘリエ病院トラストの情報部門副部長として働く米沢ルミ子さんから、日科学技術ジャーナリスト会議(JASTJ)主催のオンライン茶話会で1月16日に話を聞くこ

    想像を絶する感染状況の英国で医療はなぜ崩壊しないのか - 高橋真理子|論座アーカイブ
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2021/01/29
    税金で賄う国営型で統制が行き渡っている(かかりつけ医→大病院)。国立病院は全て病院トラストという組織の形で存在、CEOをトップに複数の病院/開業医をまとめる。中央集権的で各病院にトップダウンで指示
  • コロナと徴兵制 - 清義明|論座アーカイブ

    韓国の新型コロナウイルスの封じ込め対策が世界から賞賛を浴びている。 当初は韓国第三の都市である大邱でのアウトブレイクが深刻な状態になっていたが、そこからいち早くPCR検査を広く実施するなどの対応を行った。また罹患者の個人情報と行動履歴などを公開し、その接触者に対して検査を徹底的に行うなどの対策が成功したようだ。現在では、国民の行動制限なども緩和することが可能になっている。今後、世界で新型コロナウイルス対策のモデルケースのひとつとなるだろう。 新型コロナ対応に成功した国の共通点 韓国の防疫対策といえば思い出すことがある。昨年、韓国に行った時に、これまで行ったことがなかった北朝鮮との軍事境界線に行ってみようと思い立った。この軍事境界線へ行くのはツアーでないと行けないことになっているため、韓国政府公認の旅行社に連絡すると、ツアーはしばらく中止されているという。豚インフルエンザの流行が確認されてい

    コロナと徴兵制 - 清義明|論座アーカイブ
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/05/04
    世評でコロナ対応の成功例といわれる韓国・台湾・ベトナム・ノルウェー・イスラエル・フィンランド・デンマークは徴兵制の国(台湾は2018年にやめたが4カ月の訓練期間がある)。ドイツも2014年まで兵役は義務化されていた
  • コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 - 清義明|論座アーカイブ

    コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 不要不急は人それぞれ 小さな生活の自己決定権をめぐる争いの現場 清義明 ルポライター 狭い空間に密集し、一心不乱にパチンコの盤面にむかっている人々の群れがいた。満員である。 低い天井に据えつけられたエアコンの風がめいっぱい降りかかり、入り口付近には背の高い大きなイオン効果の空気清浄機が備えつけられ、そこからもこれでもかと風が吹きつける。出入口には消毒液のスプレーをもったスタッフがいて、入ってくる客たちの手にスプレーをかけている。客はそれぞれ消毒液を手のひらでこすりながら、狭い通路に並ぶ背中をすり抜け自分の台のイスに座り、それから退屈そうに盤面の煌びやかに輝く液晶画面に向き合い始める。 盤面には「手洗い」と書かれたPOPが差し込まれていた。みな無言であるが、店内のBGMと盤面から出るけたたましい電子音で、たとえしゃべっていたとしても、耳を寄せなければ聞き

    コロナ自粛と「意識低い系」たちの反抗 - 清義明|論座アーカイブ
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/05/04
    コロナ流行下、パチンコ(ギャンブル)の自己破滅のスリルを、『ベニスに死す』で美少年の魅力に耽溺しコレラ流行下のベニスから去ることをせず、美少年を見ながらコレラの発作で死んでいく老芸術家に重ねる。
  • 「接触8割削減」目標は5月6日でやめるべき - 高橋真理子|論座アーカイブ

    「接触8割削減」目標は5月6日でやめるべき 概念がわかりにくく測定も困難、もっとわかりやすい指標で今後の見通しを示してほしい 高橋真理子 ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター 緊急事態宣言が出されてから、私たちは「接触を8割削減するための外出自粛」を求められてきた。いったい全体、人との接触をどうやって測定するのかとモヤモヤしながらも、私もせいいっぱい人に会わないようにしてきた。しかし、何割削減できたのか自分ではさっぱりわからない。 「8割」には感染症数理モデルによる根拠があることは理解できる。感染症対策には数理モデルによる分析が欠かせないこともわかる。しかし、接触とはどういう状態を指し、それをどうやって数えるのかがわからない。調べてみると、これは数理モデルの中に出てくる抽象的な概念であり、実際の社会での「接触」をどうやって測定するかということ自体が研究課題であることがわかった。だ

    「接触8割削減」目標は5月6日でやめるべき - 高橋真理子|論座アーカイブ
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2020/05/02
    「接触」とは「再生産数」の言い換え。単純化すると再生産数2.5を1に減らすには1.5(60%)減ればよく、早期収束と介入不可能な職種を考慮すると、介入可能な職種に8割削減を求める計算。接触率の測定や接触量は研究段階。
  • 原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 - 石川智也|論座アーカイブ

    原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 男女差別、血統重視、米国傾倒…皇室の矛盾はますます露呈していく 石川智也 朝日新聞記者 「令和」の英訳はbeautiful harmony(美しい調和)なのだという。聖徳太子の憲法十七条冒頭には「和をもって貴しとなす さからうなきを宗となす」とあるが、この「和」こそ日人にとって、個の突出を抑え争いの顕在化を鎮める知恵であり続けた。首都東京のど真ん中にはそんな集団主義と同質性の象徴的空間があるが、もはや様々な文化と利害が衝突し分断の亀裂や断層が走る社会で、この禁域が発する磁力はどこまで通用するのだろうか。 平成の時代に生じた国民と天皇との関係が新たな「国体」をつくりだした、と分析する原武史・放送大教授に、前回記事『原武史「平成は天皇制を強固にした」』に引き続き、「象徴」の未来について聞いた。 大正天皇の方が人間的だった ――右派や保守派は天皇の明確

    原武史「米国は皇室に深く入り込んでいる」 - 石川智也|論座アーカイブ
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2019/05/18
    「みんな同じ日本人」という共同性、明治政府やGHQが利用した統合の原理や安定のための天皇という像もどうか。聖的な権威という意味でも明治初期には東西本願寺の法主や出雲国造など巨大な宗教的カリスマがいた。
  • 【論壇女子部が行く!(2)】 千葉雅也(下)―― まっとうであることを引き受けすぎない - |論座アーカイブ

    【論壇女子部が行く!(2)】 千葉雅也(下)―― まっとうであることを引き受けすぎない 聞き手=論壇女子部 ●人間なんて絶滅してもいい、という哲学 ――この10年ぐらいって、たとえば、制度をうまく使うためにどうするかという学問ばかりはやってきたような気がします。でも千葉さんは何かこの制度がおかしいという次元ではなくて、もっと根源的なものを揺り動かしたいというモチベーションをお持ちなんじゃないかと思うんです。 千葉 それはやはり哲学を、哲学の中でもとびきり抽象的な存在論を専門にしてきたからですよ。社会問題の具体的な扱いにそんなに慣れてないということもあるんですけど、そもそも僕が考えているのは人間なんか絶滅してもいいという哲学なんです。制度をどうこうするという議論は、要するに人間を存続させたいのならば、という前提での話ですよね。いわゆる生命倫理の問題も、しょせんは今のところ保守されてきたところ

    【論壇女子部が行く!(2)】 千葉雅也(下)―― まっとうであることを引き受けすぎない - |論座アーカイブ
    kusukusunoki
    kusukusunoki 2017/01/20
    "制度をどうこうするという議論は、要するに人間を存続させたいのならば、という前提での話ですよね。いわゆる生命倫理の問題も、しょせんは今のところ保守されてきたところの人間像とか人間の尊厳を守るという話"
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