インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、CPUとメモリを組み合わせて利用できる同社のクラウドサービス「さくらのクラウド」で、1時間あたり9円からの時間課金を10月1日に導入する、と9月27日発表した。これまでは20日未満の利用の場合は日割料金となり、20日の時点で月額料金を適用していた。今回「さまざまな構成を試したい」「もっと手軽に使いたい」といった要望に応え、1時間9円からの時間割料金を始める。 従来は1時間の利用でも日割料金がかかっていたが、1時間単位の課金だと料金を最大で約90%抑えられる。時間課金の導入後も従来の日割金額が24時間内の上限料金で、一般的な完全従量制と比べると大幅な低料金となる。10時間未満のケースに時間割料金が適用され、短時間利用の場合はより安くなり、長時間でもこれまでと変わらない仕組み。また、さくらのクラウドでは、現在提供中の設備と完全に分離した