ブシロードの木谷高明社長が若者に向けて自身の半生とビジネスを語る。法政大学 にて開催された「木谷高明講演会」聴講レポート ライター:大陸新秩序 2012年12月8日,ブシロードの代表取締役社長を務める木谷高明氏の講演会が,法政大学 市ヶ谷キャンパスにて行われた。この講演会では,木谷氏が自身の持つ「哲学,ベンチャー経営論,そしてこれからの日本の文化産業の展望」をテーマに掲げ,氏がエンターテイメント業界に参入したきっかけや,約20年間業界に携わって見えてきたもの,これからの業界の展望などについて,1時間半にわたって語った。 木谷氏は,現在の自身の活動に影響を与えた要素として,少年時代を振り返る。当時から漫画が好きだったと語る氏だが,その中でも「男一匹ガキ大将」などがお気に入りだったという。前者では,とあるエピソードで株価が一気に50倍に跳ね上がる展開が描かれており,株に興味を持つきっかけとなっ