大学生の焼身自殺未遂を受け、仏リヨンで行われた学生らの抗議デモ(2019年11月12日撮影)。(c) PHILIPPE DESMAZES / AFP 【11月15日 AFP】フランスの大学の構内で、奨学金を打ち切られた大学生が焼身自殺を図り、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)政権に世論の怒りが向かっている。 仏南東部リヨン(Lyon)にあるリヨン第2大学(Lyon 2 University)に在籍するフランス人学生(22)は今月8日、学生生活が窮迫したことに抗議して、大学構内で自らに火をつけ自殺を図った。全身の90%にやけどを負って重体となっている。 この学生は先ごろ奨学金を打ち切られ、フェイスブック(Facebook)への投稿で自分の窮状は仏政府の政策のせいだと非難していた。 学生らは12日、リヨンをはじめ首都パリ、リール(Lille)、ボルドー(Bordeau)な
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