エンジニアの集まるカンファレンス(参加者の多くはソフトウェア・エンジニアだが、ものづくりするひとすべてを対象としたカンファレンスなので、暫定的に「エンジニア」という括りで話します)において、マッチングアプリ上で女性の外見を判別して自動でいいねを押すという発表がなされている現場に居合わせた。このエントリの目的は特定の発表自体の是非を判断することではないので、リンクしない。「リンクしなければそもそもその発表の是非の判断ができないじゃないか」という向きもあると思うけれど、少し調べればわかることだし、その発表自体の是非を議論したいなら、調べるくらいのコストをかけて別のところでやってくれたら嬉しいと思っている。 さて。少なくとも今回参加しているカンファレンスのジェンダーバランスは、めちゃめちゃ偏っている。おそらく、多くの技術系のカンファレンスにおいても、そうなのではないかと思う。これ自体がいびつであ
毎日、懸命に努力している人には悲しいお知らせ...... Thomas_EyeDesign -iStock <米大学の研究者が意図的な練習を1万時間行えば本当に一流になれるのか?を検証した......> 一流の人は1万時間の練習を積んでいる 「努力は才能に勝る」という言い習わしがある。これを信じて毎日、懸命に努力している人には悲しいお知らせだ。米オハイオ州にあるケース・ウェスタン・リザーブ大学の心理学者がこのほど行った調査で、「一流になるにはただ長時間練習すればいいわけではない」との結論が導き出された。結果は、英国王立協会のオンライン科学誌ロイヤル・ソサエティ・オープン・サイエンスに掲載されている。 この調査を行ったのは、ケース・ウェスタン・リザーブ大学のブルック・マクナマラ准教授とメガ・マイトラ氏だ。1993年に米フロリダ州立大学の心理学者エリクソン氏らが発表した、バイオリニストの実力と
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