新型コロナウイルスで売り上げが減った事業者に国が支給する持続化給付金をだまし取ったとして、愛知県警は21日、詐欺の疑いで、自民党衆院議員の熊田裕通総務副大臣(愛知1区選出)の元スタッフで会社役員の加藤裕(ゆう)容疑者(34)=名古屋市中村区名駅5=ら男4人を逮捕した。自民党の名前を使って受給資格のない若者らに不正受給の勧誘を繰り返し、報酬を受け取っていたとみられる。 ほかに逮捕されたのは、三重県鈴鹿市寺家1の行政書士檀野真澄(71)、名古屋市中区千代田5の会社役員永井大貴(27)、高松市屋島西町のアルバイト森本塁(21)の3容疑者。