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2017年4月5日のブックマーク (3件)

  • POP MUSIC

    第二次世界大戦は、ナチス・ドイツによるポーランド侵攻の際、世界がそれを見て見ぬふりをしたことから始まりました。 ポーランドが犠牲になれば、それでヨーロッパには平和がもどると考えたからです。 それが間違いだったこと、その責任を世界が負うことになったことは、歴史が教えてくれています。 だからこそ、世界はウクライナを見捨ててはいけない。 スターリンが「カチンの森」やシベリアで行った大量虐殺も、歴史はちゃんと明らかにしてくれました。 プーチンの戦争犯罪は、歴史になる前にすでに世界中が見届けています。 もちろん歴史は捻じ曲げられる可能性もあるので、それを正しく見極め続ける努力も必要です。 それでも、正しい歴史は世界を少しづつでも良くするはず。 だからこそ、歴史から学ぶ意味はある。そう信じて行きたいと思います。 ウクライナに平和を! <このサイトについて> このサイトでは20世紀に誕生・発展したポピュ

    kuuka2h
    kuuka2h 2017/04/05
  • 文学どうでしょう

    ここ最近(半年か一年ぐらい)家庭の事情やら色々あってほとんどまったく小説を読んでいなかったんですけど、(なにかを数冊読んだ気がしないでもないですが)久々にしっかり小説らしい小説を読みました。というのが今回紹介する一冊。 エラリイ・クイーンという作家はミステリ好き(特に「格」と呼ばれる、ロジカルさの強いものを好む人)なら知らない人はいない超有名作家で、日のミステリ作家でもエラリイ・クイーンの影響を受けた人がたくさんいます。(「読者への挑戦状」が含まれる形式があれば、まさにそう) それだけ有名かつ人気の作家なので、新訳が定期的に刊行されているんですよね。「国名シリーズ」などの代表作はもちろんのこと、わりとマイナーというか、地味な作品にもスポットが当てられているのがうれしいところ。 特にハヤカワ・ミステリ文庫からは、ニューヨークで起こった連続殺人事件に挑む『九尾の』や、架空の町ライツヴィル

    kuuka2h
    kuuka2h 2017/04/05
  • 岡本かの子 鶴は病みき

    白梅の咲く頃となると、葉子はどうも麻川荘之介氏を想(おも)い出していけない。いけないというのは嫌という意味ではない。むしろ懐しまれるものを当面に見られなくなった愛惜のこころが催されてこまるという意味である。わが国大正期の文壇に輝いた文学者麻川荘之介氏が自殺してからもはや八ヶ年は過ぎた。 白梅と麻川荘之介氏が、何故葉子の心のなかで相関聯(あいかんれん)しているのか、麻川氏と葉子の最後の邂逅(かいこう)が、葉子が熱海へ梅を観(み)に行った途上であった為めか、あるいは、麻川氏の秀麗な痩躯(そうく)長身を白梅が聯想(れんそう)させるのか、または麻川氏の心性の或る部分が清澄で白梅に似ているとでもいうためか――だが、葉子が麻川氏を想い出すいとぐちは白梅の頃であり乍(なが)ら結局葉子がふかく麻川氏を想うとき場所は鎌倉で季節は夏の最中となる。葉子達一家は、麻川荘之介氏の自殺する五年前のひと夏、鎌倉雪の下の