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ブックマーク / agora-web.jp (23)

  • 三宅洋平で初めて政治に興味を持った人に一つだけ伝えたい重要なこと

    こんにちは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。 ここ3日間くらいで、三宅洋平候補(無所属)を応援する書き込みがSNS上で増えてきました。 知らない人のために少しだけ説明すると、山太郎氏と一緒に熱心に活動し、 脱原発などを強く主張している所謂リベラル系の候補者です。 ミュージシャンという経歴を活かして、 選挙フェス http://miyake-yohei.com/2016/06/21/senkyofes2016/ という音楽と街頭演説をミックスしたイベントを渋谷などで開催し、 3年前の参院選では全国比例で17万票という得票を叩き出しました。 今回も当時と同様、 「三宅洋平さんで初めて、政治というものに興味を持ちました!」 「みんな、このままじゃヤバイよ!投票に行こう、三宅洋平さんに一票入れよう!」 という声が上がっておりまして、 そこに少し物申したいと思いまして筆を取った次第

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    kuuka2h 2016/07/09
  • 「俺様正しい他は全部ダメ」な“中東”論でいいのか

    昨年1月のシャルリ・エブド紙事件の時と、11月のパリ同時多発テロの時までは、「世俗主義・政教分離を強制するからムスリムが屈辱感を感じてテロが起きるんだ」と言っていた諸先生方の話を、今後は、よーく吟味して聞きましょうね。ベルギーは政教分離を強制するどころか、移民集団の自由に任せ、放置してきた。それなのに(だからこそ)テロが起きている。なお、植民地主義の過去もなく、人道主義で意図的に移民・難民を受け入れてきた北欧ですらテロが起きている、ということも深く受け止めましょう。 移民コミュニティを放置してもテロが起きる、ホスト社会に統合しようと思想信条に介入してもテロが起きる、じゃ、どうしたらいいんだ、といっぺん絶望するという、正しい学習の過程を進みましょう。 ちなみに「同化主義だからいかん」と米・英・仏の研究でさんざん叩かれていたドイツの移民政策が、結果的にテロを起こさせないという意味では一番うまく

    「俺様正しい他は全部ダメ」な“中東”論でいいのか
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    kuuka2h 2016/03/27
  • トランプはオバマ大統領よりもマトモな人物だ

    アメリカ共和との大統領候補指名争いで、ドナルド・トランプ候補が3戦2勝と一度は負けましたが、トップを走り続けているようです。日ではトランプという人物に対して、とんでもない差別主義者であるとか、下品な不動産成金というイメージを持っている人が多いようです。 しかし、私は前回の記事トランプが人気の秘密は弱者を対等に扱うからでも書いたように、10年くらい前からトランプに割と注目していました。そうやって、トランプという人物を長きに渡って見ていると、オバマ大統領よりもトランプを何倍も「マトモ」な人物と考えているアメリカ人が多くいるのにも納得してしまいます。 例えば、以前に、オバマ大統領は自伝で高校時代に、飲酒、喫煙、大麻、コカインを使用した経験を明かしています。そして、特に大麻についてオバマ大統領は「アルコールよりも危険が大きいと思わない」と発言し、現在、アメリカでは大麻の合法化が進んでいます。 一

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    kuuka2h 2016/03/05
  • 『統合失調症がやってきた』 松本ハウスに会ってきた。

    お笑い芸人松ハウスによる『統合失調症がやってきた』(イースト・プレス)は衝撃的な闘病告白であり、復活までのドラマである。あなたは、愛する仲間が、重い精神疾患で苦しんでいたらどうするか? 松ハウスは松キックとハウス加賀谷の2人組。90年代に「ボキャブラ天国」などでブレイクした芸人だ。しかし、人気絶頂の中、彼らは活動を休止する。統合失調症を患っていたハウス加賀谷の病状が悪化したからだった。ハウス加賀谷は一時、精神科の閉鎖病棟に入るほどの闘病生活を送った。松キックは、ソロ活動をしつつ、ひたすら相方を待ち続けた。 書評を書こうと思っていたのだが、TBSラジオ「Session-22」の控え室で彼らとマネジャーに会うことができた。ダメ元で対談を申し込んだのだが、彼らは快諾してくれた。というわけで、今回は対談形式でお届けし、統合失調症とどう向き合うかを考えることにしたい。 ■みんなが知らない統合

    『統合失調症がやってきた』 松本ハウスに会ってきた。
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    kuuka2h 2014/06/10
  • ネット生保立ち上げ秘話(30) 飛躍 - 岩瀬大輔

    生の声 「民間保険の過剰なあおりを受けているためか、ガンになると高額な医療費がかかると思っている方が多いです。しかし、医療費の支払いに関する殆どの相談は制度で解決します。」 群馬県のとある総合病院でソーシャルワーカーとして働き、日常的に患者の医療費支払いの相談に携わっている方からの一通のメール。とかく費用負担の大きさを強調しがちな保険会社に対して厳しい一言から始まっていた。 新しい保険商品を開発するにあたっては、とことん現場の声にこだわってみよう。そう考えて、知り合いの医療関係者からこの方を紹介してもらったのだ。「現在の職場が大変忙しく、対応が深夜になってしまうため、やり取りはメールでお願いしたい」という先方からの依頼も、疲弊する医療現場の様子を物語っている気がした。 地方の総合病院という条件付きではあるが、「『実際に必要なお金は差額ベッド代と月10万円程度』という貴社の説明は、実際の現場

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(28)ハトが選ぶ生命保険

    ハトが選ぶ生命保険 「今回ばかりは、不安やなぁ」 いつもは自身の判断にゆるぎない自信を持つ出口が、珍しく弱音を吐いた。 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」に大きく取り上げられたことで契約数が順調に推移していた2009年7月末。業績だけ見る限り、懸念事項は見当たらなそうだった。 出口の心配の種は、少し前にマーケティング部の若手に駆り出されて自ら参加した、とあるウェブ媒体の企画だった。 その名も、「ハトが選んだ生命保険に入る」。若いウェブユーザーの間で熱狂的な人気を誇る、林雄二氏というライターの方が、所属するニフティの事業の一環として手掛けている「デイリーポータルZ」というウェブサイト上で、「自分が加入する生命保険の金額を多摩川の河原でハトに選ばせる」という企画を思い付き、ライフネットに協力依頼が来た。 普通であれば若い担当者が立ち会って終わるのだろうが、どういう訳だか社長の出口が全面的

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(26)ゲリラ戦

    損益分岐点 2008年12月13日、土曜日。神保町の貸会議室を借りて、ライフネット生命の「ご契約さま感謝Day」なるイベントが行われていた。ゲストには経済評論家の山崎元氏と、マネー誌「ダイヤモンドZai」編集長の浜辺雅士氏が招かれていた。 当初、参加者は50~60名を目標にしていたが、いかんせん、師走の忙しい時期に入った土曜日。契約者向けに案内メールを出してもなかなか返信が来ない。葉書に洒落たデザインを印刷して送ってみたが、結果は余り変わらなかった。 そこで、開業直後から真っ先に契約を結んでくれていた友人たちに電話を片っ端からかけて、パートナー同伴で来てもらうことにした。もちろん参加者が少ないと寂しいからということもあったが、彼らにもライフネットの仲間に会ってもらい、どんな会社に家族の安心を託したのか、直接見て欲しいという気持ちが強かった。保険会社という何か抽象的な存在が大事なのではなく、

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(25)13文字の衝撃 - 岩瀬大輔

    怨嗟の声 「みんな来て!これ、凄い!あと少しで1位になるぞ!」 2008年12月8日、夜9時過ぎ。半蔵門駅上のマクドナルドで買った夜を手にし、紙袋からフライドポテトをつまみいしながらマーケティング部の一角へ立ち寄ると、何だか騒然としている。ヤフー出身でウェブ広告を担当する堀江の机の前に4,5人が集まり、何だかパソコン画面の中を覗きこんでいる。面白そうなので、油っこい手をティッシュで拭いて、野次馬に参加することにした。 「どうしたんですか?」 「いや、先日のダイヤモンド社の原価開示の記事がヤフー!トピックスの上位に来ていて、今、経済ニュースで3位なんです!」 皆に交じってブラウザを覗きこむと、ヤフーのトップニュースのヘッドライン(見出し)が並ぶ中に、確かに以下の13文字が異彩を放っていることを確認できた。 「保険料の原価開示に業界不満」 11月20日に中間決算の発表と同時に行なった「付加

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(24)生命保険の「原価」開示

    投資家の眼 「ちょっとちょっと、岩瀬さん!どうなってるの!話が違うじゃない!」 2008年秋、ベンチャー関係者が集うとあるパーティで、ライフネットに投資してくれているベンチャーキャピタルのスタッフに呼び止められた。片手には半分空いた生ビールのグラス、顔はほろ酔い加減に見える。 「当初の計画に、全然達していてない。一体どうするつもりなんですか!」 いつもは紳士的だが、酔いも手伝って音をぶつけてくれているのを感じた。べかけのピラフの皿を近くのテーブルに置いて、自分なりに考えていることを答えることにした。 「仰る通りで、立ち上がりはスムーズに行っておらず申し訳ありません。でも、やってみて改めて思ったことは、奇策はない、ということです。投資頂いた前提となるファンダメンタルズは何ら変わっていませんし、やっていることは間違ってないと信じています。今後も当たり前のことを粘り強く、コツコツやり抜くしか

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(21) 砂に水を撒く - 岩瀬大輔

    朝日新聞の五段広告 「水着でタイムが縮まるように保険の見直しで、あなたの保険料も変わるはず。」 開業3ヶ月目に朝日新聞に出稿した五段広告のコピー。掲載面もちょうどオリンピックで湧き上がるスポーツ面の下と、バッチリのはずだった。 「生きている今を楽しむために、生命保険を見直そう。ライフネット生命」 多くの人が内容を十分に理解しないまま、高い保険料を払っている。必ずしも必要ない特約や保障を省いて保険を合理的にし、かつ手数料が安い直販生保を選ぶことで、お金節約できる。亡くなったり不幸な出来事ばかりを心配するのではなく、保険を賢く見直して節約し、浮いた保険料で事に行ったり、旅行に出かけたり、もっと豊かな人生を送るべきではないか。そんな思いで創ったコピーだった。 しかし、結果は不発。広告が掲載されたこの日もネットを使えない高齢の方からの電話の問い合わせこそ増えたものの、ネット経由の申込みが増える

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(20) 初日 - 岩瀬大輔

    F5ボタンを連打 2008年5月18日午前7時半、ライフネット生命は営業を開始した。プレスリリース等ではホームページの一般向けの公開は午前9時頃と謳っていたが、出口が5時前に関係者にメールを出していたこともあり、その時間を待たずして関係者、友人知人、そして一部の熱烈なサポーターの方々からの申し込みが入り始めた。 お客さまサービス部長を兼務する立場にあった僕は、お客様の機微情報を扱うセキュリティエリア内に設けられたデスクに座って、申込一覧を表示する画面を開きながら、数分に一度、落ち着きなくキーボードの「F5」ボタンを押してページを更新し、新たな申込みが入っていないかと確認をしていた。 間もなく、創業時から応援して下さっているある経営者の方から申込みが入った。開業時も朝一番で駆けつけてくれて皆を励まして回る谷家さんの姿が優しい母親だとすると、この方の遠くから、ときには厳しく見守りながら、この日

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(19)開業 - 岩瀬大輔

    記者会見 2008年5月16日、金曜日。神保町の学士会館に設けられた会場で、出口・野上と共に、百名近いマスコミ関係者を前に記者会見を行っていた。背後にはライフネット生命のロゴをあしらったグリーンと白が版目状に並び立つ看板。NHKをはじめとしてテレビカメラが数台。IT系のニュース記者は写真の画質にはさほどこだわらないのか、小さなデジカメを持参して自ら撮影をしていた。 「岩瀬さん、落ち着きないから気をつけて」 そう注意されていたので、ピンと背筋を伸ばして微動だにしないように心がけたところ、身長180センチを超す野上より座高が高く映っていた。 内容は、緊張していて余り覚えていない。冒頭に、出口が顔をやや紅潮させながら、創業の理念を語った。原点に立ち返って、当に消費者志向の生命保険会社を作りたい。保険料を半額にして、若い世代が安心して赤ちゃんを産めるような社会にしたい。保険金の不払いを無くして、

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(18)予備免許 - 岩瀬大輔

    休戦 二〇〇八年三月一九日の午後。最終のユーザーテスト中に発覚したシステムトラブルへの対応を、もう一人の副社長である野上と議論していた。 事務の安定性を考えて、今のうちにシステムを抜的に修正しておくべきと主張する野上。開業が二ヶ月後に迫ったこの局面では、システムに手を入れるのは極力避けるべきで、業務側の事務フローを変更することで対応すべき、と主張する僕。議論は平行線を辿っていた。 そのとき、デスクの電話が鳴った。電話の主は、人事担当と社長秘書を務める、川越。 「川越さん?会議、三時からですよね。ちょっといま、取り込み中なんですけど・・・」 「社長がお話したいと言っています」 「出口さん?あとじゃぁ、だめですか」 「野上さんと二人で、至急、とのことです」 野上とはいったん「休戦」をして、オフィスの入り口付近に位置する出口の部屋に、二人で向かった。 社長室に急いで足を運ぶと、緊張した顔で出口

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(17)偶然のメール - 岩瀬大輔

    一通のメール おはようございます。一点、ご紹介したい人がいてのご連絡です。 Kさんという32歳、X生命で過去2年ほど実質社長室長のような動きをしているユニークな方がいます。僕は彼がレンスラー工科大学で留学していたときからの付き合いなのですが、アンダーセンでの3年を経て、古い生保業界に変革を起こそうとしている方です。 昨日久しぶりにゆっくり話す機会があったのですが、なんと岩瀬さんのを私費で50冊購入して、X生命の取締役全員に読むように訴えた、というくらい岩瀬さんがやろうとしていることに刺激を受けているとのことでしたよ! 彼の勤めている会社はやはり旧態依然として動きが非常に遅いと問題意識を持っている方です。Xの社員としてのご紹介、というより人間としてのKくん、その発想力、業界活性化なりのための情報交換の機会として、もしご都合つくようであればお二人で会っていただければ嬉しいなぁ、と思ってのご紹

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(14)夏の陣 - 岩瀬大輔 

    夏の霞が関 夏の霞が関はクールビズが義務付けられている。普段はスーツにネクタイをしている保険会社の担当者も、当局に合わせる形で、この季節は誰もがクールビズ姿で現れて、保険課の前に列をなしていた。普段はカジュアルで過ごしており、当局に行くときだけネクタイをしめていた我々にとっては、ありがたかった。 それまでは月 1回のゆったりとしたペースで進んでいた金融庁との事前相談のピッチが急にあがったのが、霞が関の人事異動を翌月に控えた6月のこと。この年の4月には、金融庁が生命保険会社に対して課した不払い問題の調査が期限を迎えており、業界は騒然としていた。一説では、不払い問題調査が終わった5月には、為替相場が円安に反発すると言われていた。不払い調査に駆り出されていた大手生保の外債運用担当者が再び現場に戻り、注文を出すからというのである。 冗談のような話だが、市場関係者の間では真剣にまことしやかに囁かれて

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(11) 金融庁の青島刑事 - 岩瀬大輔

    生命保険免許の実質審査始まる 資集めと人材採用が進む間も、金融庁との認可折衝は続いていた。第七回のエントリーでは「よろしくご指導ください」とお辞儀をして終わっていたので、今回はその続きから。 時計の針は再び、2007年10月に。保険課長との面談の翌週の10月12日、実務担当者となる係長クラスの方々との初めてのアポがセットされた。ここから、実質的な折衝プロセスが開始することとなる。このミーティングには以下の三名の係長が出席した: ・監督局保険課 生命保険第一係長 ・  同    商品室 生命保険商品第一係長 ・  同    保険サービス監視第一係長 我々の方から、課長に渡した資料を使って一通り説明すると、「ざっと話を伺った印象で、感想めいたことをお話します」とのことで、全体を総括する係長から、以下のコメントをもらった。 「保険分野でも『顧客利便』が平成16年12月の答申でもキーワードとなっ

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    kuuka2h 2014/02/05
  • ネット生保立ち上げ秘話(9) 同志 - 岩瀬大輔

    僕がネットライフに入った理由 『新聞記事で岩瀬のことを知った当時。 「生意気そうな奴!副社長とか言ってるし!」(単なる妬みのような気も・・・。) 「頭はいいかもしれないけど、気で保険業界に乗り込むつもりなの?単なる話題作りとかじゃないのか!」 などと思っていたのが、気がつくとネットライフ企画の一員に。自分なりに安全確実な生涯設計を考えていたのに、まったく予想していなかった事態になってしまった。 直前まで勤めていた保険会社では、結構充実した日々を過ごしていたので、周囲のものすごい反対にあったときは、 「・・・ていうか俺なんでこんな一生懸命説得してんの?なんでこういうことになってんの?」 と自分でもすごく不思議な気持ちに度々なった。 じゃあ、それほどまでして何故ここにいるのか?というと、 ・「保険は難しい」を終わらせるという考えに共感したから。(実際、そんなに難しいものじゃない。) ・岩瀬の

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    kuuka2h 2014/02/04
  • ネット生保立ち上げ秘話(8)100億円の資金調達 - 岩瀬大輔 : アゴラ

    書生のような答えは要らない 「失礼ですが、万が一、御社が立ち行かなくなった場合、どうなるのでしょうか?例えば、我々にも追加出資が求められるようなことはないのか、心配しているんですがね」 新しい生命保険会社への投資をお願いをしている大企業の担当者からの質問に、僕は自信満々に答えた。 「今回の生命保険会社は株式会社ですから、株主には拠出した資以上の追加出資義務はないはずです」 その担当者は、僕の答えに不満そうな顔をした。 「あのさぁ、岩瀬さん。そんな書生のような答えを聞きたいんじゃないんだよ。リアルビジネスの世界では、社会的責任というか、我々のような大企業がバックについてたら、当然に会社を存続させるために追加出資を求められる、というのが分からないかなぁ」 「え。。。」 回答に窮して困る僕を横目に、出口が助け舟を出してくれた。 「おそらく、そういうご心配は無用だと思います。これまで、生保が立ち

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    kuuka2h 2014/02/04
  • ネット生保立ち上げ秘話(7) 免許審査基準 - 岩瀬大輔

    「よろしくご指導ください」 自分と同年代くらい、三十代の若い金融庁の官僚たちを前にして、六十歳近い保険業界のベテランである出口は深々と、腰が折れんばかりに頭を下げた。横にいる僕も真似をして、頭を深々と下げた。 そろそろいいかな、と思って頭を上げてみたら、まだ出口の頭は下がっていた。慌てて、もう一度頭を下げた。 金融庁の担当者と行った初めての打ち合わせ。このとき奇異に移ったこの光景は、規制業種における、霞ヶ関の当局と、監督される業界人の関係を象徴するものだったかも知れない。 千ページの資料を手作りで ネットライフ企画が設立されたことがニュースになると、僕たちはすぐに「金融庁の免許申請のためのコンサルティングをする」という会社から売り込みを受けた。 「金融庁に免許申請をするには、千ページを超える膨大な書類を作成しなければいけません。そこには、高度の専門性が要求されますので、御社のように小さな会

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    kuuka2h 2014/02/04
    “日本団体生命”
  • ネット生保立ち上げ秘話(6) 金融庁と認可折衝開始 - 岩瀬大輔 

    「ちょっと、出口さん、二段目はうちのファックスです!何度も言ってるじゃないですか、勝手に使わないでくださいって!」 「あ・・・すみません」 女性に怒られてしょんぼりする出口。僕は高尾と目をあわせて、クスクス笑った。声の主は、わずか7席のオフィススペースに「同居」する他社の女性スタッフ。メガネの奥に覗く神経質な細い目が、ますます厳しく光る。居候生活も、甘くはないのだ。 2006年10月6日。会社設立の目途が立ってから、まず初めにやったことが、金融庁に認可取得の相談をしに行くことだった。出口は女性が席を外すタイミングを待って、ドラフトした一枚のメモをこっそりファックスしていた。 人脈は全部捨てた 出口は、日生命時代に大蔵省との窓口を行う「MOF担」を10年近く務め、幅広い人的ネットワークを構築していた。MOF担を離れ、ロンドンに赴任する際の送別会には、当時は民間保険会社の一介の課長に過ぎなか

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    kuuka2h 2014/02/04