※取材は、新型コロナウイルス感染症の予防対策を講じた上で実施しました 「引越したその日から次の物件を探している」。 『かってに改蔵』『さよなら絶望先生』『かくしごと』などのヒット作で知られる漫画家の久米田康治さんは、毎日のように不動産情報サイトを巡回するほどの物件&引越し好き。 『かくしごと』の単行本に収録されているおまけ漫画「うろ覚え 漫画家仕事場遍歴」では、一風変わった仕事場とそれにまつわるエピソードを紹介しています。 久米田さんが引かれるのは、あと何年残るのかわからないような古い物件。かつて「売れた」と“勘違い”して選んだというタワーマンションでの反省から、建物の「最期」をみとってあげたい気持ちが生まれたと話します。 今回は仕事場を中心としたこれまでの引越し遍歴をあらためて振り返ってもらいつつ、思い出の部屋や街、引越しへの思いを伺いました。 久米田康治さん:1967年9月5日神奈川県
私が最初に「ポリティカルコレクトネス」という言葉を知ったのは、たしか「ベイマックス」が上映していた頃だったと思う。 この映画はポリティカルコレクトネスに沿った描写がこんなにあって、多様性が尊重されており素晴らしい!と作品を褒める文脈で使われていた。 その時は、とても良い概念だなあ、と思ったのだ。「作者が自作に対して自発的に用いるガイドライン」だと思っていたから。 たとえば、今まで手癖でなんとなく描いていた描写や設定について、一旦立ち止まって、こうすればより多様性のある表現になるのでは?と考えてみる。 考えてみて、元の描写の方がいいな、と作者が思えば、それはそれでいい。その理由が「なんとなくこっちの方が好き、収まりがいい」程度であっても。 そういう風に使われて、外野としてはポリコレに沿った描写があればプラス評価する、そういうものだと思っていたし、そうであって欲しかった。 だって、世の中にある
【拡散希望】あなたの好きな作品が長生きするのに大切なこと。 作家が「リアル書店で紙の本を早めに買って欲しい」と言う理由を描いてみました。 大まかな説明なので細かい部分はご了承ください。 きっかけになれたら嬉しいです。 pic.twitter.com/z0UJFgnsXL — 花乃軍❁乙俺リロード1巻発売中! (@k193com) May 5, 2021 今日はあんまりそういうことしても効果ないかもしれない、いやない、という話を書きます。 まずそもそも電子書籍の売上って分かってないの?というところから。これはですね、そうとも言えるしそうじゃないとも言えますね。 電子書店からの数字の報告が遅くなる、というのは本当で、だいたい1〜2ヶ月前の売上が報告されてくるというパターンが多く、それを何書店も集計してだいたい2、3ヶ月後くらいには社内でまとめられるかなーという出版社が多いんじゃないでしょうか。
スマートフォン向けゲームの歴史をふり返ると、いくつかのエポックメイキングな作品があるわけだが、その中でも『チェインクロニクル』(以下、チェンクロ)は、スマートフォンRPGのフォーマットを作り上げた先駆的な作品として知られる。 後に続く『グランブルーファンタジー』や『Fate/Grand Order』(以下、FGO)などといった大ヒット作の下地を作ったタイトルであり、今日のスマートフォンゲームにおける一大ジャンルを築き上げたといっても過言ではない。 『チェインクロニクル』第4部キービジュアル 本作の凄かったところは、いまや当たり前となっているキャラクターに紐付くシナリオ構造や、章立て&イベント単位のストーリー構成など、数々の仕組みを発明した点にある。 ややもすれば無機質と言える世界観や物語が多かったそれまでのソーシャルゲーム(スマートフォンゲーム)という分野に、重厚な世界観やストーリー、魅力
COMIC Interview 芳文社創立70周年を迎えて。「まんがタイムきらら」編集長が考える“これからの日常系”の形 2020.08.28 2020年、芳文社が創立70周年を迎えた。日本初の週刊マンガ誌「週刊漫画TIMES」、日本初の4コマ専門誌「まんがタイム」など、他社に先がけて新しいジャンルの雑誌を生み出し、マンガ業界の中で存在感を示してきた同社。特に2002年に創刊された「まんがタイムきらら」は、日本国内のみならず海外にもファンが多い「日常系」作品群の源流にもなっている。 新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、かつての「当たり前の日常」はもはや過去のものになろうとしている。70周年の節目を迎え、芳文社はこれからの時代にどのように対応していくのか。「新しい生活様式」という言葉も使われるようになった今、日常の尊さを読者に伝えてきたきららが果たすべき役割とは何か。まんがタイムきらら系列
今Amazonで芳文社が77円セールをやってる。角川系も一部作品の半額セールをやってる。だがそういった情報は全然伝わってこない。 試しに半額の「無職転生」について調べた。 ComicWalker(無料掲載されているサイト)→何の告知もない コミックフラッパー公式サイト(「無職転生」のレーベルサイト)→何の告知もない フラッパー内無職転生特設ページ→何の告知もない えっ!?っていうね。「無職転生」はアニメ化が決定しているのにこの体たらく。せっかくのセールが意味無い。 これに限らず毎日何かしらの作品は0円で配布されているがその数が多すぎて探しづらい。出版社がもっと積極的に売り込むべきだろう。 今やってる主な漫画のセール。セールページを1P毎見ても切りないのでレーベルで検索→価格の安い順にソートするといい。 ・芳文社(まんがタイム・トレイル等)77円 ・角川系(ドラゴン・フラッパー・MFC等)半
アニメ・声優業界において確たる存在感を放っている、ラジオパーソナリティの鷲崎健。 30歳までコンビニでアルバイトをしていた鷲崎が、ひょんなことから飛び込んだアニラジ業界。初レギュラー番組となった『浅野真澄のスパラジ!』では、アクセス集中により配信用サーバーをダウンさせるなど、さまざまな逸話を残しつつ瞬く間に人気パーソナリティへと駆け上った。 高いテンションと軽妙なトークに加え、強めのツッコミをはじめとした愛のある絡み方は業界一。絡んだ相手を必ずおいしくすることから出演者たちからの信頼も厚い。 声優でも作家でも芸人でもアナウンサーでもない、肩書きゼロからの成り上がりっぷりはまさに「生ける伝説」と言えよう。 今回は、そんな鷲崎の経歴を本人の言とともに振り返りつつ、トーク術の秘訣や刻々と変化する声優業界への懸念、そして意外なプライベートまですべてを掘り下げていく。撮影/小嶋淑子 取材・文/岡本大
WebマンガNo.1をユーザー投票によって決定する「WEBマンガ総選挙2019」。2017年のスタートから3回目の開催となった今回、山本章一『堕天作戦』(小学館)に、Webマンガの強さを見せつけた大逆転のドラマがありました。 『堕天作戦』試し読みはこちら! 実はこの『堕天作戦』は、投票開始の時点で発売済みのコミックス5巻までがすべて「事実上の絶版状態」。最新5巻はそもそも紙の本の発売予定もなく電子版のみの販売だったこともあり、読者からは連載の継続をあやぶむ心配の声が多く上がっていました。 そうした逆境の中、作中にもある「目指しましょう、星!」を合言葉に『堕天作戦』は熱烈な支持を受け、見事第3位を獲得。第5巻は紙の単行本が発売され、第1〜4巻も大量重版という大戦果を得ました。 今回は、これまであまり語られていなかった『堕天作戦』の制作の裏側について、作者である山本章一先生と担当編集である成田
『AKIBALAND TOURS』公式 @AkibalandTours 本日11月16日から12月31日まで、#薬屋のひとりごと ×日本赤十字社の献血コラボキャンペーン開催中です✨ #秋葉原観光情報センター の献血チラシコーナーもコラボ仕様に‼️「圧がすごい」と好評(?)です。 pic.twitter.com/YUiXuwgFu5 「薬屋のひとりごと」作品概要 『薬屋のひとりごと』(くすりやのひとりごと)は、日向夏によるオンライン小説、ライトノベル作品。 中国を思わせる架空の帝国を舞台に、後宮に勤める官女が王宮内に巻き起こる事件の謎を薬学の専門知識で解くミステリー、ファンタジー、ラブコメ小説である。 2011年10月に小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始され、人気を得たことから第1部「後宮編」が2012年に主婦の友社の「RayBooks」レーベルから単行本として発売された[1]。
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メガドライブ版「ダライアス」は,なぜ「メガドライブミニ」に収録されたのか。キーマン4人にインタビュー 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 カメラマン:永山 亘 セガゲームスから2019年9月19日に発売される,プラグアンドプレイ型のゲーム機「メガドライブ ミニ」(以下,メガドラミニ)。 メガドライブを縮小サイズで再現した筐体の造形や,不可能だと思われていた版権タイトルの収録など,注目すべきポイントは多岐にわたるが,その中でも特筆に値するのが「ダライアス」の収録だ。このダライアスは当時リリースされたものではなく,SGDK(※1)を用いたファンメイド版がアイデアのベースとなっている。 ※1 githubで公開されている,Stephane-D氏が開発したメガドライブ向けの開発ツール。ライブラリとカスタムツールのセットで,EclipseやCode::blocksなどのIDE(統合開発環境)に対応して
隅々まで探索されつくした世界において、ただひとつ残された秘境の大穴「アビス」。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、奥底に潜れば二度と帰還できないといわれている。 そんなアビスの謎を解き明かすことを夢見る孤児のリコは、ひょんなことから少年の姿をしたロボット・レグと出会う。偉大な探窟家であり生き別れたリコの母・ライザを目指して、二人はアビスの果てへと挑むことになるのだが──。 唯一無二の世界観の中で、可愛らしいキャラクターたちが過酷な冒険に挑んでいく様を描いた、21世紀を代表するファンタジー作品のひとつ、『メイドインアビス』。「WEBコミックガンマ」で連載され、5月30日には待望の新刊・第8巻が発売された。 『メイドインアビス』8巻書影 また2017年にはTVアニメ化もされ、躍動感にあふれるアクション、緻密でリアリティあふれる背景、世界観に没入させる伴
『天国大魔境』:大災害後の荒廃した日本で旅する、ボディガードの「おねえちゃん」ことキルコと、「天国」を探す少年のマル。二人と並行して描かれるのは、壁の中の平穏な施設で暮らす少年少女たち。そこにはマルとそっくりの顔立ちをしたトキオという少年もいて……。二つの世界を縦横無尽に行き来し展開されるSFアドベンチャー。 『それでも町は廻っている』『木曜日のフルット』の石黒正数先生による最新作『天国大魔境』、待望の第2巻が3月22日に刊行されました。 『天国大魔境』第2巻 書影 今回はこの新刊発売を記念して、石黒正数先生と、『映像研には手を出すな!』の作者・大童澄瞳先生の豪華対談が実現! 『映像研には手を出すな!』第3巻 書影 『映像研には手を出すな!』:自分にとっての「最強の世界」を空想してデザインする、浅草みどり。アニメーター志望の読者モデル・水崎ツバメ。プロデューサー気質の、金森さやか。この女子
『幸腹グラフィティ』の川井マコト先生が次に描いたのは、アンドロイドと人間が共に暮らす社会。 人間とほぼ同じ感情を持つアンドロイドの少女を主人公に据えることで、大切な相手に対して本当の意味でできる事や、逆説的に人間らしさとは何か?ということを読者に問いかけた意欲作『甘えたい日はそばにいて。』が、このたび完結を迎えました。 『甘えたい日はそばにいて。』3巻書影 最終巻の単行本3巻発売を記念して、川井先生と、『スロウスタート』の作者・篤見唯子先生による対談をセッティング。 『スロウスタート』6巻書影 かわいい女の子たちの日常を描いた作品が多い「きらら」の中でも、きわどさやせつなさを含んだ作風を得意とする両先生。お互いの作品への愛とリスペクトが詰まったトークをお楽しみください! (取材・文:ましろ/編集:八木光平) 川井マコト かわい・まこと/漫画家、イラストレーター。2011年3月発売の「まんが
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 高校生の酒井桃音には、ほかの人に言えない恥ずかしい秘密がありました。普通科に入るつもりが、願書を出し間違えて美術科に入学してしまったのです。まさに、『どうして私が美術科に!?』。 そんな桃音をはじめ、“何か”を間違えたキャラクターたちが手を取り合って成長していく姿が「尊い」と話題になり、「次にくるマンガ大賞2018」や「AnimeJapan2019 アニメ化してほしいマンガランキング」にもノミネート。特に、進路や将来に悩むことが多い学生読者からの支持を集めました。 『どうして私が美術科に!?』3巻 完結巻となる単行本3巻の発売を記念して、作者の相崎うたう先生と、自身も「どうびじゅ」のファンでもある『ステラのまほう』のくろば・U先生による豪華対談をセッティング。連載当初はまだ高校生だった相崎先生が本作に込めたメッセージ、「どうびじゅは
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