朝日新聞などのインタビューに答えるソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正社長=4日、東京都港区 【長崎潤一郎】ソニーモバイルコミュニケーションズの鈴木国正社長は4日、新しい基本ソフト(OS)を使った低価格のスマートフォンを開発する方針を明らかにした。南米やアフリカで事業展開する欧州の通信大手テレフォニカとも提携し、新興国市場を開拓する。 朝日新聞などの共同インタビューに答えた。携帯のOSは現在、米アップルの「iOS」と米グーグルの「アンドロイド」が主流。ソニーはアンドロイドを使っているが、グーグルが求める仕様を満たす端末をつくるのに開発コストがかさむことがあるとされる。 ソニーとテレフォニカは、米モジラ財団が開発した新OS「ファイアフォックス」を使ったスマホ開発で技術提携し、2014年の発売を目指す。同OSはソフトの内容が公開され、メーカーが自由に手を加えられる。アンドロイドよ